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東京のTeclosion 2011 Springで日本の優秀スタートアップ15社(14社+1人)が競う

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金曜日に日本の東京で行われた、その日だけのWeb産業イベントTeclosion Spring 2011を見てきた。それは日本のスタートアップシーンに強く焦点を当てた催しで、主催者はDESIGN IT! LLC、UI/UX情報とスタートアップビジネスを専門とするメディア企業だ。時間の大半は日本の15社のスタートアップに割り当てられ、彼らがステージに立ち、審査員たちのパネルと約300名の来場者の前でプレゼンテーションを行った。

以下に、そのイベントの“Startup Battle”(スタートアップバトル)と呼ばれるプログラムに登場したすべてのサービスを、簡単に紹介しよう。

Teclosion Spring 2011: 優勝者と入選4社

Wondershake(最優秀賞)

優勝したWondershakeは位置対応のiPhoneアプリケーションで、人びとの”嗜好性”、たとえばFacebookの[いいね!]の情報や、各人が自分のソーシャルプロフィールに加えるタグに基づいて、複数のユーザを現実世界の中で結びつける。これらの嗜好性アイテムを視覚化することがこのアプリの中心的なアイデアで、たとえばレストランでお客たちの関心をスキャンし、ほかの一般的な手段では友だちになれなかったような人たちとも、会話を始めることができる。Wondershakeの一般公開は、来月だ。


Midonet(開発者: Midokura

東京のスタートアップMidokuraは、各種の“クラウド対応技術”を開発していて、今回プレゼンしたMidonetは、同社の仮想化ネットワーキングプラットホームだ。OpenStackのMidokura独自のディストリビューションであるMidoStackから、または仮想化ハードウェアと物理ハードウェアをサポートするスタンドアロンの製品として利用できる。Midokuraは最近、日本の複数の有名投資家から130万ドルのシード資金を調達した

Livlis(開発者: Kamado

2010年12月にロンチしたLivlisは、Twitterを利用する物々交換サービスだ。Twitterにログインして要らない物をリストアップし、ほかのLivlisユーザが欲しい物を言ってくるのを待つ。今このサービスは数千のアイテムを抱えていて、品物はコンピュータのアクセサリ、衣類、本などさまざまだ。Livlisの利用は無料である(同サービスの英語の説明はここ)。

zaim(開発者: Takako Kansai(閑歳孝子))

zaimはデジタル家計簿で、もうすぐiPhoneアプリケーションとしてリリースされる(Android用とWebバージョンも計画中)。開発者はこのイベントの唯一の個人参加者で、zaimの主なセールスポイントはお金や支出の管理をソーシャルにできることだ。たとえばユーザは、一部のデータをTwitterやFacebook経由で共有したり、互いに比較することができる。

MoSo(開発者: MoSo

MoSoは無料で(すでにとても人気のある)Mac上のビデオ編集ソフト集だ(ダウンロードはここ)。これを使えば、ビデオの制作や共有が比較的楽にできる。プレゼンでの売り言葉は”ソーシャルなビデオコミュニケーションツール”だったが、このデスクトップアプリケーションでユーザはビデオの録画(Webカメラを使用)や編集をリアルタイムででき、エフェクト(音楽、効果音、グラフィクス、テキストなど)を加えてできあがったビデオをTwitter、Facebook、YouTubeなどで共有できる(自分のMacに保存してもいい)。iPhoneアプリも、目下制作中だ。

下のビデオは、Mosoで編集加工したCharlie Sheenのビデオだ(YouTubeより)

Teclosion Spring 2011: そのほかの秀作

以下は入選しなかった秀作9点だ:

  • Musavy: オンラインのいろんな話題について”ディベート”を始めることができる。たとえば、あるWebサイトからコンテンツを切り取って、それに関する質問をする、など。
  • Appict.me: (開発者: Nobot)–デベロッパがスマートフォンのユーザに、ソーシャルメディアから友だちにアプリをリコメンドしてもらう、というデベロッパ向けサービス。
  • Caffein: (開発者: nota)–ブラウザ上で最大15名までのビデオチャットができるという、無料のビデオコミュニケーションサービス。
  • fmob: 雑誌や町で見つけたファッションアイテムを世界中の人とただちに共有できるスマートフォンアプリ。
  • i.ntere.st: このサイトに自分の好きなものや関心事項をリストアップしておくと、それらに基づいて友だちを作れる/見つけてくれる、というサービス。
  • Shopping+: (開発者: Insight Plus)–現実世界のお店で見つけた物を”チェックイン”して、そのお値段などの情報をほかの人たちと共有できる、スマートフォン用のソーシャルショッピングアプリ。
  • 4 Treasure: (開発者: Alpha Do)–お店やレストランなどでチェックインや買い物をどんどんしていくと”経験値”が貯まって、割引きサービスなどを受けられる、というゲーム感覚の位置対応スマートフォンアプリ。
  • tabeni.co: (開発者: MyNet Japan)–飲み会、食べ会、そのほかの会などを(==人を誘うことを)、その場でインスタントにセットアップできるスマートフォンアプリ。
  • forkN: (開発者: Seesaa)–多種デバイス〜フォーマットに対応するeブック出版プラットホーム。
  • Kizna: (開発者: Kizna Inc.)–企業がソーシャルネットワーク上で行う顧客との会話を、管理するためのソーシャルCRMツール。

Teclosionの英語のWebサイトはここに。

〔訳注: 各サービスの詳細は、この日本語記事に載っています。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))