Apple:Samsungは「模倣することを選択した」

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SamsungのGalaxy携帯とGalaxyタブレットは、iPhoneとiPadに似〈すぎ〉ていると思うだろう。 Appleも同意見だ。それも、Samsungを法廷に引っぱり出すほど激しく。

ウォールストリート・ジャーナルの記事によれば、AppleはSamsungを、以下ような理由で訴えた。

「Samsungはスマートフォンやタブレット機のために、自前のテクノロジーやSamsung独自のスタイルを開発することなく、これらの侵害製品でAppleのテクノロジー、ユーザーインターフェース、革新的スタイルを模倣することを選択した」

それで、Appleはこの訴訟から何を得ようとしているのか。あらゆる物を少しずつ:差し止め(訴訟の決着が付くまでSamsungがGalaxy機を製造できなくなる可能性がある)、ダメージ(要するにお金)、そして恐らく最も重要なのが、「そう、Samsungは完全にわれわれを模倣したのだ」と合法的に言えること。

時間の流れをおさらいしよう。Appleの最初のiPhoneは2007年に発売された。2008年に次のモデルが発売される頃までに、iPhoneは明確なヒット商品となっていた。2010年にSamsungがGalaxy Sを発売 ― これは、Androidベースではあるが、カスタマイズ版ユーザーインターフェース(TouchWiz)を採用しており、標準Android以上にiOSに似た外観を装っていた。2010年4月、Appleが初代iPadを発売、SamsungのGalaxy Tabはその年の9月に発表された。

本件はかなり重要な前例となるため、その行方は実に興味深い。特定のアイディアに関する特許の適用を求めるのではなく、ライバルの人気が高まってきた時に「ほら、あいつら真似したんだ」と叫ぶだけという世界に突入したのだ。たしかに、ガラス板の上にアイコンを格子状に並べるというアイディアを定着させたのはAppleだが、新奇なものではない。ひとたびアイディアが実現されれば、独自のやり方はいくらでもある。

これも興味深いのは、SamsungがiPhoneおよびiPadの多くの部分を作っていること。SamsungはAppleのモバイル機器用のプロセッサーを、初代iPhoneのS5L8900から、iPad 2のA5まで供給を続けている。

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(翻訳:Nob Takahashi)