moat

広告を企業別に検索したい人にはMOATがある(Google検索ではできない)

次の記事

一発でっかく賭けるより地道に小さく賭けよ、というPeter Simsの近著は今年の必読本だ

【抄訳】

広告を仕事としている人たちにとって、最近までは、インターネットの上のどこにどんな広告が出ているかを知るための、良い方法がなかった。Googleのような検索エンジンはWebページをインデクシングするが、その上のディスプレイ広告は無視する。しかし広告代理店や、大企業の広告を取りたいWeb企業の営業の人などは、大企業などが現在掲載している広告がどんなのか知りたい。そのために大型サイトの再読込ボタンを何度も押してみることに疲れた人は、広告のための検索エンジンMoatを試してみよう。

Moatでたとえば、AppleAndroid、あるいはBlackberryとタイプすると、今Web全域に掲出されている彼らのクリエイティブな広告出稿をすべて一覧できる。広告ビジネスにとって便利であるだけでなく、ふつうの人が使っても楽しめる。

でも、広告用検索エンジンは、Moatの客寄せだ。Moatほかにも、ユーザの参加性や関心の強さを示すヒートマップの濃淡の分析、ディスプレイ広告のデザイナーのための一般参加型のマーケットプレース(一般人がデザイナーを評価/ランク付けする)など、いろんなことをやっている。ニューヨークで自己資金300万ドルでMoatを創業したJonah/Noah Goodhart(二人は兄弟)とMike Walrathの三名は、Yahooが2007年に8億5000万ドルで買収した広告交換サービスRight Mediaに関係していた(WalrathがファウンダでCEO、Goodhart兄弟は投資家だった)。

【中略】

Jonah Goodhartによると、広告のクリックスルーレートはふつう、ビジター1万につき10回ぐらい(0.1%)だが、でもその1万のビジターのうちの500(5%)は、マウスがその広告の上を1/2秒以上ホバーしている。さらに1万のうち1000(10%)は、クリック以外の方法で広告にタッチしている。Moatはこれらのデータをすべて捉え、マーケターたちの資料として提供する。それによって彼らは、今検索のキーワード広告でやっているのと同じように、広告のグラフィクスやコピーなどを、複数種類テストすることができる。ただしディスプレイ広告では、広告内部の要素を変えるより、広告を大きくしたほうが効果的だそうだ。

【後略】

[原文へ]
[jpTechCrunch最新記事サムネイル集]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))