Google Mapsは実はユーザがエディットできる: 'Map Maker'が合衆国でも利用可能に

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信じがたいことだが、合衆国のGoogle Mapsのユーザはこれまで何年も、ある重要な機能を欠いていた(そのことに気づかなかった人もいるかもしれない)。とくに目新しい機能ではないし、なくてもすむ人も多いと思うが、でも、あれば便利であることは間違いない。そこで今度から、Google Map Makerという機能がここ合衆国にも提供されるのだ。

‘Maker’という名前のとおり、この機能を使ってユーザはGoogle Mapsを作れる(合衆国の場合は’エディット(編集)できる’)。そしてそれはすでに、世界中に重要な影響を及ぼしている。ご存じのように合衆国では、何年も前からオンライン地図にアクセスできるが、それは、地図会社がデータをMapQuestやGoogleなどのサービスにライセンスしているからだ。しかしまた、オンライン地図のためのデータがまったくない国も多い。そこでGoogleは、ユーザがWeb上で地図を作れるためのツールを作ったのだ。地図の作成も編集も結果はGoogleに提出され、調整過程を経て、Google Mapsに加えられる。

この機能は、世界の183の国や地域で使われていて、Googleによれば、自分たちの国や地域の詳細地図にアクセスできる人は、そのために15%から30%に増加した。

でも、それがなぜ今、合衆国にやってくるのか?

この製品を担当しているLalitesh KatragaddaとManik Guptaによれば、このツールを使って合衆国のGoogle Mapsを非常に詳細にすることができる。たとえば大学の構内、サイクリングロード、ウォーキングのコースなど、ちょっと特殊な場所に、細かい情報を加えられるのだ。

エディットの結果をGoogleに提出したら、Googleが提出者の信用度と提出物の正しさなどを調べたうえで、合格のものはGoogle Mapsに反映される(ユーザは既存のGoogle Maps上の間違いも指摘できる)。合格となった提出物は、数分間で全Google Mapsに反映されるので、長く待たされることはない。

目下この機能のユーザインタフェイスはWebのみだが、モバイル用のアプリもいずれ提供されるらしい。そうすれば、現地/現場でのエディット〜提出もできるようになるだろう。

ただしまだ、建物の内部のエディット機能はない。でも、ショッピングモールやオフィスビルのなど詳細は重要だから、いずれできるようになるだろう。なお、現状でも、3Dの建物も含め、建物の敷地面積は記入できる。

今回の合衆国での立ち上げに合わせて、全世界のユーザに新機能が2つ提供される。それらは、エディタの中でStreet Viewを使えるようになることと、従来よりも粒度の細かい検索ができるようになったことだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))