オバマ大統領Facebook本社で語る―インターネットの発達は月面着陸以上の歴史的偉業だ

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今日(米国時間4/20)の午後、オバマ大統領はFacebook本社で開催されたタウンホール・ミーティングにかなりの長時間を割いた。会場からの移民法と教育の改革について尋ねられると、大統領はまずIntelのファウンダーでハンガリーからの移民であるアンディー・グローブ氏の例を取り上げ、「こうした人物こそアメリカが必要とする移民だ」と述べた。

アメリカは世界中の野心にあふれた人々を惹きつけてきました。そうした人々は新しいアイディアを携えてアメリカにやって来ました。アメリカにはこうした能力のある人々、優れたアイディアを持っていて起業したい人々、数学や科学、コンピュータ工学で博士号を持った人々が集まってきます。彼らにアメリカに残ってもらおうではありませんか。なぜならこうした人々は多くの職を生むからです」と大統領は述べた。

続いて教育改革についての質問に答えてる中で、大統領は現在シリコンバレーで白熱化している優秀な人材の争奪戦は、アメリカがテクノロジー分野で高い能力をもつ人材をさらに大量に必要とする興味深い例だと述べた。「われわれは常に優秀な技術者の不足に悩んでいます。だからこそ数学と科学の教育にさらに力を入れていかねばなりません。科学をクールな分野にしなければいけない。私はインターネットやエネルギーの分野における次のブレークスルーがアポロの月着陸のように熱狂して迎えられるようになるべきだと思っています

私自身、Facebook本社内のこの場にいて、合衆国大統領がFacebookを通じて有権者に呼びかけ、有権者たちがTwitterで即座にコメントを投稿するのを目の当たりにしつつある。それだけにオバマ大統領の発言の正しさは圧倒的だ。大統領の言うとおり、われわれはインターネット上の業績をアポロ11号のニール・アームストロング船長の言葉で賞賛してもよいはずだ。

“これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、全人類にとっては偉大な飛躍である

ではどこから始めるべきなのか? 大統領は教育改革の重要性を力説した。オバマ大統領が始め、ザッカーバーグも応援しているRace to the Top プロジェクトは女性やマイノリティーに対してSTEM(科学、技術、工学、数学の頭文字をとってこう呼ばれる)教育を充実させることを目的としている。「これらの部門の教育が重視されるようアメリカ文化を変えていく必要がある」と大統領は語った。

科学、数学、工学の教育を充実さていかねばなりません。これこそ私が合衆国大統領とし’てアメリカに残したいと考えている最大の贈り物です

オバマ大統領は、「ザッカーバーグのような金持ちはもう少し余計に税金を払ってもよい」とユーモアを交えて語った。Semil Shahが早速指摘したところによれば、Facebookの最近の会社評価額、$70B(700億ドル)をベースとして、ザッカーバーグがその24%を所有しているとすれば、彼の資産は168億ドル(1兆3800億円)となる。これはオバマ大統領が昨年得た報酬170万ドル(1億4000万円)の9880倍だ。

この失業と$14T(14兆ドル)の累積財政赤字の時代に子供たちにコンピュータ・プログラミングを薦めるにはこれ以上雄弁な証拠はあるまい。

Image: @SuePolinsky

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01