Google、スマートフォンの利用実態を調査―ユーザーの39%はトイレでも利用

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最近、Googleは市場調査会社のIpsos OTXと共同でアメリカの消費者がスマートフォンをどのように利用しているか実態調査を行った。Googleによれば、この調査の目的は、消費者が日常どのようにスマートフォンを使っているか、特に消費者がスマーフォンでどのように検索、購入を行っているか、またモバイル広告に対してどのように反応しているかを明らかにするところになった。

調査結果は概ねわれわれの予期に沿ったものとなっている。全般的な利用形態については、93%のスマーフォン・ユーザーが家でも使っている。81%がインターネットにアクセスしており、77%がモバイル・デバイスから検索を行っている。72%は他のメディアを利用しながらスマーフォンを使っている。3分の1のユーザーはテレビを見ながらスマーフォンを使う。45%が夕食、旅行、財務などの日常活動を計画し、実行するためにスマーフォンを利用している。

Googleによれば、39%のユーザーがスマーフォンをトイレで使ったことがあると認めたという。また20%のユーザーは「どちらか一つ選ばねばならないとしたら、ケーブルTVを諦めてスマーフォンを選ぶ」と回答した。

Googleのプロジェクトだからもちろんユーザーの検索行動については詳しく調査している。スマートフォン・ユーザーが訪問したサイトの種類としては検索が1位(77%)で、以下、ニュース(57%)、グルメ(51%)、エンタテインメント(49%)、ショッピング(47%)、テクノロジー(32%)、旅行(31%)、財務(26%)、自動車(17%)などと続く。

90%のユーザーがスマートフォンで検索を行った後、その結果とし何らかの行動をとっている。半数以上(53%)のユーザーが検索の後で実際に製品やサービスを購入している。検索はまた他のタイプの行動にも影響を及ぼしている。たとえば、24%が検索を行った後で他のユーザーにブランドを推薦している。53%がスマートフォンで行った検索の続きをデスクトップ・コンピュータでも実行している。

ローカル(地域)情報の検索は当然ながらスマートフォンの利用のきわめて大きな部分を占める活動だ。95%のユーザーがローカル情報を検索したことがある。61%は地域の会社や店舗に電話をかけたことがあり、59%が実際にそこを訪問している。44%は何らかの購入活動を行ったことがある。ローカル情報を検索したユーザーは行動に出る可能性が高いことも判明した。88%が、検索後1日以内に行動を起こしている。

eコマースに関していえば、スマートフォンは明らかに重要なショッピング・ツールとなっている。今回の調査によると、回答者の79%がスマートフォンをショッピングのために利用しており、店舗内で利用したことがあるユーザーも70%に上った。検索などショッピングに関連してスマートフォンを利用した全ユーザーのうち、74%が実際に購入を行った。スマートフォンはあらゆる販売経路を通じて消費者の購買行動に影響を与えている。店舗での購入は76%、コンピュータを通じたオンライン購入が59%、モバイルデバイスを通じた購入は35%などとなっている。

興味深いことに、スマートフォンを通じた購入の27%がモバイル向けウェブサイトで、22%がスマートフォン・アプリを通じて行われている。スマートフォンを利用する消費者の昨年の消費額の中央値は300ドルだった。エンタテインメント、エレクロニクス、アパレルがもっとも消費額の大きい分野だ。

調査によれば、ユーザーは実際にモバイル広告に注意を払っているという。71%のユーザーは旧メディア、オンライン、モバイルを問わず、なんらかの広告を見たことがきっかけでスマートフォン上で検索を行っている。82%のユーザーはモバイル広告に気づいている。そのうち42%は広告をクリックしたことがある。27%は広告主と何らかの接触をしており、そのうち35%はウェブサイトを訪問し、さらにその49%が実際に購入を行っている。これらの数字は実態調査に基づいているだけに重みがあるといえるだろう。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01