MicrosoftがSkypeを超高値で買収か?

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Skypeの買収をめぐる噂がいよいよ過熱しているが、どうやら勝者はMicrosoftらしい。その噂を最初に報じたのはOmだが、今ではWSJ(ウォールストリートジャーナル)が大々的に取り上げている。そのWSJの記事によれば、MicrosoftとSkypeの交渉は$7B(70億ドル)という線でまとまりつつある。$8B(80億ドル)近い、という説もある。

GoogleとFacebookもSkypeを嗅ぎ回っていたが、Skypeは年初に予定されていたIPOを延期して交渉の時間を稼いだ。Microsoftの提示額はでかすぎるが、Skypeという会社との相性では、GoogleかFacebookがお似合いだろう。でもMicrosoftは、Bingを超える本格的なインターネットビジネスが、どうしても欲しいのだ。

SkypeはMicrosoftの企業向けビジネスの枠組みの中で、電話、ビデオ会議、オンライン会議などのためのコミュニケーションハブとして位置づけられる。でもそのために、売上の8倍、営業利益の26倍も出す価値があるのか?(Skypeは昨年の純利益の計上がなく、損失が$7M(700万ドル)だった)。まあ、Microsoftがドジを踏まなければ、その価値はあるのだろう。

でも、買収後にだめにしてしまう可能性はきわめて大きい。Skypeの経営健全化のためには、MicrosoftはたとえばCiscoのWebExなどと競合して、本格的な企業向けサービスに変身させないといけない。Skypeの企業からの収益は今でも多少あるが、でもそのルーツは一般消費者であり、料金の馬鹿高い従来の電話をバイパスできるところが、受けているのだ。

それに、Microsoftと音声通信は、なかなかイメージ的に結びつかない。Microsoftといえばオフィスソフト、そして多少のコラボレーションだ(実際の製品は単独使用向きだと思うが)。SkypeとMicrosoftは、不自然な縁組みではないか。

でもでもしかし、将来、Windows Phoneが絡んでくると、話は急におもしろくなるかもしれない。Windows Phoneに最初からSkypeがあったら、それは強力だ。AndroidやiPhoneと互角に戦えるだろう。ただしSkypeは、iPhoneやAndroidの上でもすでに好調だけど。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))