ハイヤーサービスのUber、AT&T iPhone数百台を捨てVerizonへ

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Uberは、モバイルアプリで予約できるハイヤーサービス(black car service)だ。タクシーより少々高いが、間違いなくそれだけの価値があるので、私も最近サンフランシスコを移動する際に愛用している

しくみはこうだ。運転手は専用アプリを入れたiPhoneを持っている。客がクルマを呼ぶと、近くにいる運転手たちがそれを見て名乗りを上げる。その後乗客を拾い目的地へ連れていく。すべてはGPSで追跡されていて、料金はクレジットカードに請求される。

完璧だ。そうでない時以外は。昨日私がクルマを呼んだ時、アプリ上の地図では私の真上に表示されたにもかかわらず、クルマはどこにも見当たらなかった。運転手に電話をかけたが(アプリ内蔵の便利な機能)、電波が非常に悪くて話ができなかった。しかたなく「キャンセル」を押し(私に$10請求が来る)目的地まで歩いていった。

私はその時の気持ちをツイートした。UberのCEO Travis Kalanikがこう返信した。Uberの問題ではない、と彼は言った。AT&Tだと。

運転手は全員AT&T iPhoneを持っている。「電波状態は根本的な問題」と彼は言い、利用の1%はカスタマーサービスの出番となり、主な理由は電波状態が悪いために運転手が「賃走」ボタンを押せなかったことによると言う。しかしこれは、AT&Tがダウンしていたために運転手が客を逃がし、客は遠くの運転者が来るまで長く待たされることがしょっちゅうある、ということも意味している。あるいは私のように、電波問題のために位置情報の更新に失敗する場合も。しかも、バックアップである運転手への電話も、AT&Tのせいで機能しなかった。

このためUberは、サンフランシスコとニューヨークの数百人の運転手が使っているAT&T iPhoneを捨て、全てVerizon iPhoneに替える可能性がきわめて高いと言っている。これは、電話機をまるまる買い直さなくてはならないので、かなりの出費だ。Kalanikは、そんなことは問題はないと言う、「われわれは徹底したZapposスタイルのアプローチでUberを運営している」。そしてそれは、使える電話機を買い、使えない古い物は全部捨てるという意味だと彼は言った。

これはすばらしい。しかし、私の$10はどうなったんだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi)