Google I/O: Chromeの未来像–タブのシンク、プロフィール、ネイティブクライアントなど

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今日(米国時間5/11)のGoogle I/Oでは、Chromeのチームの連中による雑談セッションがあった。その目的はただ一つ、Webや会場からの質問に答えることだ。そして、それらの質問を一言(ひとこと)で要約すると: 次に来るものは?

今後の機能でいちばんエキサイトしているものは?という質問には、全員が答えた。HTMLやCSSのもっと高度な利用、という一般的な答もあった。もっと具体的な答としては、あるチームメンバーが、Chromeの個人化(personalization)の機能をもっと強化したい、と言った。今では、複数のマシン上のブラウザに対してほとんどのデータをシンクできるが、これからはブラウザ体験をより個人化するための情報もシンクできるようになる、と。

彼は、そういう機能をチーム内部では”Profiles(プロフィール)”と呼んでいる、と明かした。この、すでにChromiumのビルドにヒントが見られる機能は、ユーザが同じマシンの上で複数の異なるGoogleアカウントでログインし、それぞれ機能設定の異なるChromeを同時に使える、というものだ。

つまり、同じマシン上に複数のChromeウィンドウを開き、それぞれテーマやエクステンション(あるいはそれらの設定)などが異なる、という状態だ。そういうことを、個人化機能によって実現する、という次第。

もう一つ、チームのメンバーたちが強調していたのは、タブのシンクだ。まだ機能の詳細は煮詰まっていないが、アイデアはおもしろい。要するにそれは、あるマシンの上でたくさん開いているタブを、ほかのマシンでもすぐに開ける、という機能だ。

そのほか、GPUアクセラレーション、エクステンション内からのデータのシンク、新しいタブページ、などはもうすぐ提供される。

そして、ネイティブクライアント(Native Client)だ。あるチームメンバーは、この機能の導入は今年の後半だと言った。Googleはこれについて、すでにヒントをちらつかせていた。ネイティブとWebアプリを結びつける役を演じるから、重要なのだ。

Chrome OSのARMへの移植は? 答え: すでに着手しているので必ず提供される。今、ChromebookのパートナーはSamsungとAcerの2社(いずれもIntel)だが、低電力消費の薄型の機種については、彼らはARMを真剣に検討している。

まだ当分来ないものは: Chrome for LinuxのCanaryビルド。LinuxのユーザはChromiumのデベロッパビルドになじんでいるので、Chromeの〜〜はニーズがあまりないのではないか、と。しかし、そのうち提供することになるだろう、ということだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))