[jp]KDDIがスタートアップ向けのプログラムを開始。Y combinatorに似たモデルだが投資は前提ではない

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クラウドにおける競合–フレネミーになろう

今日のKDDIの新端末やサービス発表の中でもっとも地味だったと思われるのが、KDDIが開設するというスタートアップ向けのプログラム「KDDI∞Labo」(∞はムゲンと読む)の発表だろう。Y combinatorのように採択されたメンバーは3カ月間、KDDIの六本木のオフィスに設置されたコミュニケーションズペースで、KDDIから支援を受けながらプロダクトを開発できるというものだ。

特に投資のプログラムは用意されていないようなので、そこはY combinatorとは異なるが、優秀なチームはau one marketなどを使ったプロモーションなども実施してくという。KDDIは過去にはDeNAとのショッピング連携やGREEとの投資や連携などもあり、スタートアップと協調しながらサービス育ててきた経緯もあるので、このプログラムがうまくいくのだとすれば、そういった成功事例も出てくるのかもしれない。ただ、スマートフォン分野についてはキャリアも含めてサービスが成功するのかは未知の部分もあることは否めないのだろうが。

応募は法人でなくてもいいが3人から10人程度のチームを理想としているようだ。6月21日にはキックオフイベントの開催も予定されている。

これも一種のシードアクセラレーターの役割になるのだろう。同様のOpen Network LabStartups 2011のプログラムなどもあるので、スタートアップの分野でも優秀な人材の獲得にも互いに拍車がかかりそうだ。

下記にこのプログラムの概要を引用したものを掲載しておこう。

●1. 「KDDI ∞ Labo」プログラム応募要項

(1) 募集内容

世界で通用する革新的なインターネットサービスや、Android™を中心としたプロダクト・技術・アプリケーションなどインターネットサービス全般を対象とする。
ジャンルは問わないが、企画が応募者の独創によるものであり、その所有権が応募者に帰属するサービスに限る。
既に公表済のサービスでも可。
(2) 応募条件

オープンプラットフォームにおいて、革新的なインターネットサービスのアイデアを有し、そのアイデアを実現する意欲を有していること。
応募したインターネットサービスについて、本プログラム期間中 (3ヶ月間) にβ版サービスをリリースできる技術力を有していること。
個人・法人・チーム (最大3名) の区分は問わないが、法人の場合は、従業員10名以下、設立3年未満の法人に限る。
プログラム期間中に、定期的に行われるKDDIの担当者とのアドバイスの場 (都内) に 参加出来ること。
応募した法人もしくはインターネットサービスについて、事前にKDDIの承諾なく、プログラム期間中に出資や業務提携の協議を行わないこと。
(3) 応募方法
ホームページ (http://www.kddi.com/mugenlabo/) より、お申し込みいただけます。

http://www.kddi.com/mugenlabo/
(4) 応募期間
2011年5月17日~2011年7月22日