Gilt Taste

高級品指向のGiltが今度は食品に進出–Gilt Tasteは職人芸の高級食材を売る

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今日(米国時間5/18)、フラッシュセールス(フラッシュマーケティング)の巨人Gilt Groupeが、同社の最新のバーチカル(vertical, 特定分野市場/サービス)を立ち上げる。それは、高級職人芸による食品を売るGilt Tasteだ。その商品の定義は、素材も食品も料理も手作り少量生産で、なにしろ高級品であること。つまり、あなたの町のSafewayにはない食品、ということだ。

元Gourmet Magazineの編集長でThe New York Timesのレストラン批評を担当していたRuth Reichlが率いるGilt Tasteは、これまでプロのシェフにしか入手できなかったような製品や素材に一般消費者をアクセスさせる。しかしこのサイトはeコマースとしての側面があると同時に、独自制作のコンテンツ(レシピー、各素材の説明など)にも力を入れる。デザインも写真も高級感にあふれ、まるで雑誌のページを見ているようなサイトだ。

売られている製品の例をいくつか挙げると、Black Winter Truffle Juice (黒トリュフのジュース, 112ドル)、Murray’s Paglierina Cheese (パエリエーナチーズ, 24ドル95セント)、Primizie Jumbo White Asparagus (ジャンボホワイトアスパラガス, 36ドル)、Flannery Beef Private Reserve Filet Mignon (特注フィレミニョン–上の写真–, 4枚で88ドル)、といったぐあいだ。たしかに、お高い。たとえば一切れ6オンスのAlaskan Salmon fillets(アラスカ鮭の三枚おろし)が8枚で120ドルだ。私が地元のWhole Foodsで買う値段の、倍以上ね。送料は別途で、品物によって違う。

食品はすべて、プロのシェフによる検査や調製を経ている。また各食品のページの制作は、プロの写真家、映画作家、スタイリストなどが参加している。プロのシェフやレストランが使っている高級食材に興味があって、お値段にうるさくない人には、Gilt Tasteがおすすめだ。同社によると、「今週の特売」という企画もあるようだが、現状では見あたらない。それにもともとGiltは高級品のサイトだから、高価なのも当然か。

職人ワザの高級食品を売るサイトは、Gilt Tasteが初めてではない。FoodzieFoodoroなどが競合他社だ。また、フラッシュセールスのサイトOneKingsLaneも、品目の一環として高級食品を提供している。

Gilt Tasteは、バーチカルとして成功するだろうか? すでにGiltには、Jetsetterというトラベルサイトがあり、成功しているから、バーチカルに関して実績がある。それにGilt Tasteの強みは、eコマースにオリジナルコンテンツを組み合わせているところだ(Giltのもう一つのバーチカルHome And Furniture(家具家庭用品)もこの方式だ)。Gilt Tasteのお話欄には、食品のトレンドやレシピーなどに関する、プロの書いた記事がある。料理することも食べることも好きな私は、Gourmet Magazineが懐かしい(2009年廃刊)から、Gilt Tasteが代わりになることを期待したい。

でも、値段は高いし、今後のディスカウントについても不明だ。私がよく利用するしファンでもあるJetsetterは、ホテルの一泊いくらという料金がはっきりしているし、割引率も大きい。60〜70%引きのこともある。Gilt Tasteが高級食材でそんなお買い得企画をやってくれるのか、それがまだ分からない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))