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サイトに高品質な検索をくっつけたい人(Googleは使いたくない人)NoSQLのThriftDBに注目!

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本誌TechCrunchの編集長Michael Arringtonが最近書いた記事でで、Octopartというスタートアップの頑張りをほめている。このニューヨークのスタートアップは電子部品のための検索エンジンで、ユーザはカテゴリーやキーワードを指定して、ものすごく特殊でレアなパーツでも見つけられる。物を見つけたら、Octopartはそれを売っているところをリンクで教えてくれる。同社はY Combinatorが2007年に投資した会社だが、今日(米国時間5/24)そのチームがDisruptのプレゼンで、ThriftDBという新しいプラットホームを立ち上げた。

ThriftDBもYCとそのほかの数名のエンジェルが支援しているが、”検索のAmazon Web Services”とも呼ばれている。チームによれば、Octopartの検索機能を作るときに、スケーラビリティとパフォーマンスの両面でいろんな問題にぶつかった。そして、既存のソリューションに満足しなかったので、自作に踏み切った。

ThriftDBは、柔軟性に富むキー – ヴァリュー(key-value)型のデータストアで、検索を内蔵している。その検索機能は柔軟性とスケーラビリティとNoSQLデータベースの高いパフォーマンスを持ち、全文検索(full-text search)ができる。つまり、データストアと検索エンジンを組み合わせたサービスであるThriftDBを利用するデベロッパは、検索機能のある高速でスケーラブルなアプリケーションを容易に構築できる。

ThriftDBのチームによれば、今は検索機能がお粗末なWebサイトがとても多い。検索を自前でバックエンドに実装するのは、難しいからだ。Googleの検索を利用するサイトが多く、高品質な検索をサイト自身が持っているところはあまりない。また、高品質な検索機能はデータベース市場にもアピールする、とチームは考えている。NoSQLが話題になってはいても、実際には従来からの関係データベースを使うデベロッパがまだ多いからだ。ThriftDBのチームは、機能性の高いサイト内検索が、今のWebサイトに欠けている基本原料の一つだ、と思っている。

事業の戦略としては、中核的技術をオープンソースにすることによって、採用に弾みを付ける。それと並行して、有料のホスティングサービスも提供する…このサービスでは、検索の分析や自動的に最適化されるランク付けアルゴリズムなどを提供する。ただしOctopartとThriftDBの協同ファウンダ Andres Moreyによると、小さなデベロッパにはずっと無料で提供される。

Octopart自身の業績数値は公表していないが、このサイトからのコマースのフローは年間1000万ドルぐらいだ。ということは、ThriftDBを開発メンテするための資金にも不足はないだろう。Googleのサイト検索は、TechCrunchの検索でお気づきのように、あまり良くない。だから、サイト内検索の質の向上は、現状では、かなり未開拓の市場だ。

Q&A

Q: 既存のサイト(例: TechCrunch)にどうやって実装するのか?

A: 検索エンジンのセットアップは20分でできます。

Q: なんか難しそうだが、どんな層をねらっているのか?

A: 小さなスタートアップのデベロッパ。大企業でもいい–ThriftDBを使うことにすれば、彼らの開発を早めることができるだろう。

Q: 主な顧客は?

A: それについては、とくに考えていない。でも今は、Salesforceでもどこでも、クラウドとデータを重視している。この製品はオープンソースにするので、採用しやすいだろう。

Q: 検索とデータベースがセットになったサービスの利点は? その費用は?

A: 今後もずっと、無料にするつもりです。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))