広告キーワード・オークションのAdGrok、Twitterによる買収を確認―ただしファウンダーはFacebookへ

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昨日(米国時間5/30)、われわれは TwitterがY Combinator出身の広告プラットフォーム、AdGrokを買収すると報じた。今日、AdGrokは@AdGrokは@JoinTheFlockに参加するというブログ記事でその事実を確認した。

しかし昨日の記事でも触れたように、見た目より実情は複雑なようだ。つまりAdGrokの共同ファウンダーでCEOのAntonioGarcia-MartinezはTwitterに加わらず、なんとライバルのFacebookに入社するというのだ。

Garcia-MartinezのFacebookページにもLinkedInページにも彼が5月にFacebookのプロダクト・マネージャーに就任したと記入されている(Facebookへの入社を決めたのは4月だという情報も流れている)。Garcia-MartinezのFacebookでの仕事はやはり広告だという。つまり、簡単に言えば、彼は(ある意味で)AdGrokの同僚の競争相手となる道を選んだわけだ。

この分裂はAdGrokの仲間たちの間にやはり緊張を生んでいるらしい。残りのAdGrokの共同ファウンダー、Matthew McEachenとArgyrisZymnisはTwitterに参加するという。われわれはこの件でTwitterに問い合わせをしているので、何か情報が得られたらアップデートする。Garcia-Martinezは友だちに事情を聞かれると自分のFacebookのウォールにわれわれの記事へのリンクを載せ、「複雑なんだ」と答えた。なかなかうまい対応だ。

Garcia-Martinez以外のAdGrokのメンバーについてブログ記事はこう書いている。

Twitterが「われわれの収益化プロジェクトを手伝わないか」と提案してきたとき、われわれは「一生に一度あるかないかのチャンスだ、とうてい見過ごすことのできない機会だ」と感じた。Twitterはスマートでユーザー本位のチームだとわかっていたからイェスと答えるのはますます楽だった。

買収にともなってAdGrokのサービスは閉鎖される。既存顧客への課金は即座に停止される。新規顧客の受け入れもまもなく中止される。全サービスは6月30日で閉鎖される。データ自体はGoogleAdWordsとAnalyticsを通じてアクセス可能だ。

アップデート: 私は先ほどGarcia-Martinezと話をした。「われわれは関係者全員にとって利益が最大になるような契約を結んだ。ファウンダー同士は今でも親密な友人だ」と彼は語った。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01