[jp]資金調達プラットフォームのCAMPFIREは昨日ローンチ:今後はメディアとの連携も予定

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ソーシャルな力を使った資金調達のプラットフォームとして、なにかと話題になっているKickstarterはTechCrunchではおなじみだが、その日本版クローンのCAMPFIREが正式に昨日ローンチしている。リリース後の1年以内にサイト内流通額として1億円を達成したいと、CAMPFIREを運営するハイパーインターネッツは語っている。滑り出しは順調なようでリリース後24時間ほどで6つのプロジェクトで総額51万円をすでに集めている。

資金集めが目的の人にとっては、あらたな資金調達の手段としては有効だと考えられるが、実際に運営するハイパーインターネッツ側としてはどれだけのビジネスになるのだろうか。Kickstarterの場合は集まった資金の5パーセントが手数料としてKickstarterの取り分となるが、こう考えるとプロジェクトがスケールしないとなかなかビジネスとして成り立ちにくい。そのあたりを考慮してか、CAMPFIREは集めた資金のうち20パーセント(うち7パーセントが決済手数料なので実質は13パーセント)を彼らの取り分としている。

もちろん、これでもスケールさせなければ実入りは少ないことは間違いない(なにせプロジェクトは日本のものがほとんどだろう)。この点、CAMPFIREの戦略としては、自社サイトのみではなく、大手メディアなどとも積極的に連携していったり、自らもプロジェクトを仕掛けていったりするのだという。たとえば、詳細は明らかにされていないが東日本大震災被災地復興のための「元気玉プロジェクト」もそのうちの1つのようだ。

ハイパーインターネッツの代表は農力村を立ち上げた石田光平氏と、インターネットの業界ではおなじみのpaperboy&co.創業者の家入一真氏である。家入氏はpaperboy&co.の代表を退いた後、カフェ運営会社や投資会社などを設立していたが、ハイパーインターネッツで再度IT分野で起業をすることとなる。

そもそもクリエイターとのかかわりを自ら広げてきた家入氏は「アート系に限らず何か新しいモノを生み出す人をクリエイターと捉え、芸能人やミュージシャン、ビジネスの立ち上げなど幅広いプロジェクトを立ち上げていきたい」んだとか。単純な資金仲介のプラットフォームの提供だけでないところが、CAMPFIREの強みになるのかもしれない。

(情報をくれた佐俣アンリさんに感謝)