500px

動かざるFlickrに取って代わるか? 対抗馬の500pxがシリーズAにて$525Kを調達

次の記事

FacebookがBelugaを捕えた時、銛は頭に打ち込まれていたのかもしれない

Flickrに対する不満や批判が増え続ける中、トロントに拠点をおく500pxが成長を続けている。2009年には利用者数が1000名だったところが、85000名以上へと増加している(そのうち45000名はここ3ヵ月に獲得したユーザだ)。そしてサービス提供開始後2年を経て、シリーズAにて$525K(52万5000ドル)の資金を調達したことが発表された。投資したのはHigh Line Venture CapitalDeep Creek Capital、およびff Venture Capitalだ。

共同ファウンダのOleg Gutsol曰く、500pxのアイデアはEvgeny Tchebotarevによるものだそうだ。当時、既存プラットフォームにさまざまな不満を感じていたとのこと。たとえば見る人が興味を持ちそうな表示方式を採用しているところはなく、また操作もいろいろと面倒なところが多いと判断したようだ。「有名なサービスはみな試してみたんですけど、満足できるところがなかったのです。それで自分たちでサービスを立ち上げようと決意したのです」とのことだ。

ファウンダーのGutsolとIan SobolevはもともとLivejournalで写真共有サイトを運営していた。これを2009年のハロウィーン時に現行サービスの形に移行した。この際に宣伝はほとんどしなかった。しかし好意的なレビューが掲載されたり、FlickrのパワーユーザであるThomas HawkTroy Holden、およびIvan Makarovなどが500pxに移り、またFlickrからの移行に関するスレッドがもりあがったりもして、ここ30日間で500pxは60%もの成長率を記録した。ビジター数も先月は250万を数えている。

利用者の急増は500px側も予想していなかった速度で進行している。しかしDigg風の人気投票機能や、ページ編集機能、およびエディトリアルスタッフによるEditor’s ChoiceおよびFresh collectionsなどにより、写真をアップロードする人にとって使いやすい機能を提供しようと心がけている。「どんどん新しい人に出てきてもらいたいのです」とGutsol Tchebotarevは述べている。サービスを使い始めたばかりの人が、数時間後には人気写真フィードで紹介されるというようなことも起こっているそうだ。

今回調達した資金により、Gutsolはエンジニアを増やそうと考えているそうだ。他の写真系サービスと同様「デジタル写真のグローバルプラットフォーム」を目指していくとのこと。ちなみに収益は$50のプロアカウントの販売によってあげている。プロアカウントを購入すると、写真の表示スタイルをカスタマイズしたり、また写真の販売などもできるようになっている。

原文へ

(翻訳:Maeda, H)