Facebook、ソフトウェアデザインを手掛けるSofaを買収。Facebookプロダクトのデザイン向上を狙う

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6歳になった本誌TechCrunch

Facebookによる人材獲得作戦が進行中だ。このたび、ソフトウェアデザインを行うSofaを獲得したという情報が入ってきた。

このSofaはアムステルダムの企業で、2006年に設立された。主にMac用ソフトウェアおよびEコマースのウェブ開発を行ってきた。開発するソフトウェアについては全体のデザインのほかにアイコン、インタフェースなどすべてを手掛け、さまざまな有名企業(Mozilla、Tom Tom、等)にプロダクトを提供している。買収されたSofaの人員は、Facebookのデザインチームとして活動することになっている。

FacebookのDesign部門DirectorのKate Aronowitzは、以下の買収発表を行っている。

私たちはSofaの仕事に感嘆の念をもっていました。Mac用、ウェブ用のアプリケーションデザインも、各種のインタフェースデザイン、あるいはさまざまなクライアント向けに開発したブランドアイデンティティ・プロダクトも素晴らしいものが多くあります。Sofaの仕事を知るにつけ、彼らの小さなグループで業務を遂行していくスタイルや、困難に向かうたびに解決策を発見していくやりかたが、まさに私たちと同様なものだと認識するにいたったのです。彼らがFacebookにやってくる日がいまから待ちきれません。

Sofaの方もブログにて今回の件を報告している。

Sofaで一生仕事を続けていくつもりでした。しかしFacebookからコンタクトがあってすぐ、Facebookでやっていこうという気持ちになったのです。

Facebookには才能豊かな人が大勢いて、良い企業文化を持っていると思います。挑戦したいという気持ちと、アットホームな気分が同居しているのです。きちんと何事かを成し遂げられる企業だと感じます。さらに大事なことがあります。すなわちFacebookに参加すれば、多くの人々に私たちのデザインを提供することができるのです。

Sofaのメンバーは来週にもアムステルダムからパロアルトに引っ越しをします。私たちのオランダ風文化がFacebookに好影響を与えられるものと考えています。

尚、SofaのキープロダクトであるKaleidoscopeとVersions(双方ともにMac用アプリケーション)は、今回の買収の適用外となる。アプリケーションの提供は続けられるが、提供元はSofaとは別となる。またCheckoutおよびEnstoreも、新たに設立したジョイントパートナーから提供されることになっている。各プロダクトの提供元移管作業は現在行っているところだ。

今回の買収の詳細条件については明らかにされていない。ただ、今回の買収がプロダクトの買収ではなく、人材獲得が目的のものであることは記憶しておいてよいだろう。今回の買収の主目的は、Facebookのプロダクトデザインを質的に向上させることだ。先に発言を引いたAronowitzもこうして獲得された人材だ。Facebookに参加する前はLinkedInのDesign部門Directorを務めていた。

Rasmus AnderssonJi Lee、およびNicholas Felton(Daytumの買収によってFacebookにやってきた)などに加え、非常に有能なデザイン系の人材を得たことになる。

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(翻訳:Maeda, H)