iCloud
Fly or Die

iCloudは成功するか?

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月曜日(米国時間6/6)に行われたWWDCでSteve Jobsが、AppleのデベロッパたちにiCloudを紹介して以来、ぼくたちはその意味を理解しようと努力してきた。John Biggsとぼくは今回、このFly or Die(飛ぶか墜ちるか)ビデオシリーズを1本まるまるiCloudに捧げて、それは一体何か、なぜ重要なのか、欠点は何か、などを探ってみた。それが、上のビデオだ。

要するにiCloudは、データの保存や転送、交換などのためのいわゆるハブ*の役割をユーザのコンピュータから奪って、オンラインのハブに移すものだ。音楽や写真だけでなく、可能性としてはすべてのアプリケーションが、そのハブを使うことになる。そしてそのことは、iOSの上で動くアプリケーションにとって、開闢以来の最大の異変なのだ。

しかもそれは、一部のアプリケーションにとっては、自分の能力を拡大してくれるものだ。たとえばPhoto StreamをiPhotoに加えると、iPhoneで撮った写真がMacBookの上にケーブルを使わなくても現れる。それはなかなか、すごいことだ。

iTunesのクラウド機能は、それほどすごくはない。それは基本的に、すべてのデバイスにシンクできる音楽ロッカーにすぎないからだ。ストリーミングはできない。音楽をいちいち各デバイスにダウンロードしなければならないことは、前と変わらない。Google MusicAmazon Cloudよりはやや良いかもしれないが、びっくりするほど優れているわけではない。

でも、もっと大局的に見ると、Appleは、あらゆるアプリケーションがデータの保存とシンクとユーザへのサーブを、クラウドからできるようにしたいのだ。著名なコラムニストRobert X. Cringelyは、彼のブログでこう言っている:

かつてSun Microsystemsが、ネットワークがコンピュータだ、と言ったように、これからは、データがコンピュータだ、と極論すべきなのかもしれない。

AppleがiCloudを成功させたら、すべてが変わるだろう。

〔*: ハブ, hub: 原義的には、複数の放射状の道路が一点に集まっている中心部〜中心都市がハブ。物や情報の交換〜交易〜拡散は、すべてハブで(ハブから)行われる。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))