ソーシャルブラウザRockMeltがFacebookと提携して事実上の「Facebook公認ブラウザ」に

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ソーシャルブラウザRockMeltは、その立ち上げ以来、「Facebookブラウザ」とあだ名されていた。Facebookのチャットやステータスアップデートや共有などなどがすべて、ブラウザの本体機能になっているのだ。そのFacebookとRockMeltが今回、製品開発におけるパートナーシップを公式に発表した。この協働努力の最初の果実は、今日(米国時間6/14)発表されたRockMelt 3に見られる。

RockMeltは今でも独立のブラウザだが、ユーザ数はわずか数十万だ。FacebookはRockMeltに投資していないし、宣伝や配布を手伝ってもいない…少なくともこれまでは。しかしFacebookの製品チームはRockMeltと密接に協力して、Facebookの機能をより使いやすくするよう努めている。”このパートナーシップは、Webのナビゲーションや検索に、ブラウザの基本能力としてのソーシャル機能が加わるべきだ、という両者の信念に基づいている”、RockMeltのCEO Eric Vishriaがこう言っている。

RockMelt 3には、新しい機能がいくつかある。まず、Facebookの友だちリストをブラウザの左端から右端へ移動できるようになった。友だちリストは、スクロールできる。また、友だちの顔写真だけでなく、フルネームも表示できる。

第二の新機能として、Facebookのノーティフィケーションやメッセージ、フレンドリクエストなど、Facebookの技術者たちが社内で”宝物”と呼んでいる機能が、RockMeltのUIに加わった。新しいノーティフィケーションやフレンドリクエスト、メッセージなどは視覚化され、ポップダウンウィンドウにより、多くの情報を見られる。

RockMeltは今では、Facebookの統一メッセージングシステムに統合化されている。だから相手がオンラインなら、自動的にチャットウィンドウが開く。オンラインでなければFacebookのメッセージへ戻る。

RockMeltは、ユーザが今Facebook.comにログインしていることを感知して、Facebookの重要機能の多くをブラウザ側で引き受ける。たとえばノーティフィケーションカウンタはRockMelt上にあるので、Facebook上からは消える。またFacebook.comで友だちがチャットしたいとき、チャットウィンドウはRockMeltのものに統一され、前のようにダブっては表示されない。

今のところRockMeltは、立ち上げ時に騒がれたわりには伸びていないが、公開ベータに入ったのが3月だから、それにしてはユーザ数はまあまあ、それに、ユーザの参加性は一般のブラウザよりも強い。いわば、Facebookの公認ブラウザだから、今後も伸びるだろう。

FacebookとRockMeltの両方の取締役であるMarc Andreessenは、今回の提携関係に一役買っているのか? 今は、それはない。Vishria曰く、“最初の100人のアルファユーザの中にZuckのスタッフがいて、彼がボスのZuckのRockMeltを見せた。それが、提携のきっかけさ”。

Facebookがソーシャルブラウザの開発をサポートすることになぜ関心を持つのか。その理由を想像することは、誰にとっても難しくはないはずだ

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))