アメリカではモバイルアプリの利用時間がウェブの閲覧時間を超えた(Flurry調べ)

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モバイル・アプリ専門の調査会社、Flurryが今日(米国時間6/20)、 最新のレポートを発表した。ここではアメリカのスマートフォン・ユーザーについて、毎日のモバイル・アプリとパソコンを利用したウェブ閲覧の時間が比較されている。デスクトップのウェブの利用時間についてのデータはcomScoreとAlexaの調査を利用しているが、モバイル・アプリの利用時間についてはFlurryが独自に調査した。同社は8万5000種類のアプリについて1日5億回に上るセッションのデータを収集したFlurryではモバイル上でのすべての活動の3分1近いとしている。完全な調査ではないものの、われわれの生活でモバイル・アプリが重要な役割を果たすようになっていることを示唆するには十分なデータといえるだろう。

Flurryでは「毎日のモバイルアプリの利用時間はウェブの利用時間を超えた」と発表した。ユーザーはモバイル・アプリをインターネットより平均して9%長く使っている。6月にユーザーは1日平均、モバイル・アプリを81分使った。これに対してウェブの閲覧時間は74分だった。

2010年12月の同一調査では、モバイル・アプリが66分、デスクトップ・ウェブが70分だった。さらにその半年前の6月ではモバイルが43分、デスクトップ・ウェブが64分だった。

Flurryではこの平均利用時間の増加には1セッションあたりの利用時間の増加よりも、セッション数の増加が大きく寄与していると述べている。簡単にいえば、ユーザーは1回の接続時間を伸ばすというよりも、TwitterやFoursquareにもっと頻繁に接続するようになったわけだ。

またFlurryはモバイル・ユーザーがどんなアプリをどれくらいの時間にわたって利用しているかについても詳しく調査している。Flurry によれば、2011年5月のカテゴリー別内訳では、ゲーム(47%)とソーシャル・ネットワーク(32%)が圧倒的な割合を示している。この2つのカテゴリーを合わせると全体の79%にもなる。続いてニュース・アプリが9%で3位、エンタテインメントが7%で4位となっている。

Flurryの調査にはモバイル・ブラウザ経由でのウェブ閲覧が含まれていない。デスクトップからの閲覧と比べてどういう割合になるのか興味が持たれるところだ。しかし上に引用したデータだけでも、FacebookがProject Spartanを始め、モバイル分野に注力している背景がよく理解できる。スマートフォンの普及率も引き続き上昇しているので、ネット企業は今後ますますモバイル戦略に力を入れることになるだろう。ユーザーの獲得合戦はますます激しさを増すに違いない。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01