Civil War Today

iPad向け過去新聞がApp Storeで大人気―Civil War Todayが南北戦争を速報中

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このiPadアプリは登場以来2ヶ月でApp Storeの「今週のアプリ」にも選ばれている。しかし私はさっきまで聞いたことがなかったし、レビューがまだ95本しかついていないことからみて、TechCrunch読者の多くもまだ知らないだろうと思う。しかし、これはめちゃめちゃ面白いアプリだ。

The Civil War Today〔南北戦争日報〕 というタイトルのこのアプリはBottle Rocketが開発してA&E Television Networks(ヒストリー・チャンネルの親会社だ)が運営している。ゲームではないし、今流行のソーシャル・サービスでもない。

150年前の事件を速報する日刊新聞だ。

世界観はシンプルだ。読者は南北戦争の時代に生きていて、このアプリで戦況が日々展開するのを読むことができる。毎日、アプリを起動すると、きっかり150年前の今日の南北戦争の記事を読むことができる。記事には写真、地図、インタビュー、死傷者数などが掲載されている。アプリは今後4年間(!)にわたって更新が続けられる。

なかなか大胆なコンセプトだ。これは読者にとっては忍耐心のテストでもある。過去記事を読むことはできる(すでに2ヶ月分貯まっている)が、未来の記事は日一日と読むしかない。もちろんWikipediaで先の成り行きをカンニングすることはできるが、それでは楽しみは半減だ。

われわれはiPadが新聞ビジネスにいかに大きな革命をもたらしたかという話をさんざん聞かされている。The Dailyのような新しいオンライン新聞からApple iOSの定期購読モデルが既存の新聞に与える影響まで話題にことかかない。新聞は全面的に無料化に向かうという予測もよく聞かれる。私自身はこうした議論には懐疑的だが、このhe Civil War Todayは間違いなく成功すると思う。まずこのコンテンツは簡単に他所で手に入らないし、タブレットのサイズに完璧に適合している。

もちろん、このアプリはiPad専用でなくてもよい。Android、RIM、その他WebOSタブレットに移植するのは容易だろう(理論的にはHTML5化するのが筋だ)。しかし現在のところはiPad版のみ提供されている。南北戦争マニアでなくとも、多少なりと歴史に興味ある読者には絶対にお勧めだ。価格は$8だが―今後4年間楽しめるのだから安い!

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01