カードで誰でも支払いを受けられるSquareの進撃止まらず―サマーズ元財務長官が取締役に

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著名なベンチャーキャピタリスト、 Vinod Khoslaを取締役に迎えてからわずか数週間で、モバイル支払いサービスのスタートアップ、Squareはまたもビッグネームを取締役として獲得することに成功した。

ローレンス・サマーズは1999年から2001年までアメリカの財務長官だった。最近ではオバマ政権の国家経済会議委員長を務めている。Squareによれば、サマーズのために取締役のポストが新設されたという。

SquareのCEOで共同ファウンダーのJack Dorsey〔Twitterのファウンダーで現会長を兼任〕はサマーズの取締役就任について次のようにコメントした。「われわれはラリーを取締役に迎えられたことを大いに誇りに思っている。彼の洞察力と何十年にもわたるリーダーシップは、現在成長のキーポイントを迎えているSquareにとって計り知れない価値をもつ。ラリーは貴重な知恵と経験を必ずわれわれの成功のために役立ててくれるものと思う」。

クリントン政権での財務長官の他、サマーズはハーバード大学の27代学長を5年間務めたことがある。2009年には国家経済会議の委員長に就任した。現在サマーズはハーバード大学の教授を務めている。

KhoslaがSilicon Valleyのテクノロジーとベンチャー資金を代表するなら、サマーズは金融界と政府に対する影響力をSquareにもたらすはずだ。モバイル支払いサービスのスタートアップが元財務長官、元国家経済会議委員長をアドバイザーに迎えるとはたいしたものだ。

Squareは、数ヶ月前のVISAからの戦略的投資によって金融界からも信任を受けている。また元J.P. Morgan Chaseの幹部が顧問に就任している。

サマーズは過去にもThe Big Thinkなどのテクノロジー企業に投資や助言を行ったことがある。サマーズはまたRevolution Moneyの取締役も務めている。

Squareが驚異的な成長を遂げていることは秘密ではない。Squareは最近、$2B(20億ドル)の会社評価額で$50M(5000万ドル)以上の資金を調達したと報じられた。もしかするとサマーズはSquareに投資しているのかもしれない。

〔映画「ソーシャル・ネットワーク」に、ウィンクルヴォス兄弟の「マーク・ザッカーバーグがわれわれのアイディアを剽窃した」という訴えをサマーズ学長が厳しく退けるシーンがある。演じたのはハリウッドのベテラン・プロデューサー、ダグラス・アーバンスキ。〕

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01