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イギリスの技術系学生は、産学協同による低燃費自動車の開発に「ロボコン」の夢を見る

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車が1ガロンのガソリンで1000マイルも走ったと聞けば誰もが驚くことだろう。そしてこの車の設計に、学校の生徒たちが関与していると聞けば尚更のことだろう。

イングランドでは毎年、リージョナルスクールの生徒と大学生が協力して、レスター近郊で行われるMileage Marathon Challengeを行っている。参加者たちはトラック周回レースで、ガロンあたりの走行距離で新記録を達成することを目指している。車は惰性で走行することも認められているが、時速15マイルを下回ってはいけないというルールがある。生徒たちは、ほとんどがデザイン系やエンジニアリング系の企業などと協力して、試作車制作に挑む。

参加20チームの中で優勝を飾ったのは上の写真にある車だ。運転したのは14歳のSam Chapman-Hill君。1ガロンでなんと1,980マイルの走行距離を稼いだ。空気力学を十分に考慮したデザインとなっており、SF映画から抜けだしたような形をしている。部品のほとんどはグラスファイバーによって強化されたプラスチックにとなっており、重量はちょうど100ポンドを切る程度だ。

ところで今年の大会には11歳のKitty Fosterさんも参加していた。Cambridge Design Partnership酸素濃縮器およびマイクロディーゼルエンジンを搭載し、1ガロンで1,325マイルの走行距離を記録した。

この車はGPSも使用し、走行の最適化も試みていた。すなわち運転手のKittyにエンジンを停止して慣性走行を行うのに最適なタイミングを通知したりしていた。またスマートフォンも車の速度や位置などの把握のために利用されたそうだ。

このMileage Marathon Challengeは、主に技術/エンジニアリング部門の生徒たちのための祭典という位置づけだ。すなわち、ここでデビューしたプロトタイプが直ちに大量生産されるというようなことはあり得ない。しかしこうした動きも自動車業界に刺激を与え、より効率的な車を生み出す刺激の一助となっていることに間違いはないだろう。

Images via BBC
Hat tip: Inhabitat

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(翻訳:Maeda, H)