ショーン・パーカー、MyspaceがFacebookに負けた理由を語る

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ソーシャルネットワークのMySpaceが3000万ドルで売られそうだという報道を受けテクノロジー業界は、2006年にNewscorpに5億8000万ドルで買収され(Business Weekに「史上最高の買収」と書かれた)、一時は評価額15億ドルにもなったサービスが何故失敗したかについて、ハーバード・ビジネススクールの研究結果を待ち望んでいる。

学者たちの分析を待てない人たちのために、Facebook元プレジデントでNapster共同ファウンダーのSean Parkerが、なぜMySpaceがFacebookに屈したかについて、ニューヨークで行われたNExTWORKカンファレンスのコメディアン、ジミー・ファロンとの対談で解説した。

インタビュー全編が見ものだが、最大の焦点はファロンがParkerに、Facebookが「終盤」を迎えているのかどうか、失敗したMyspaceと比較して質問した時だ。Parkerがこう答える。

「決して終盤ではない。今やFacebookはあらゆる種類のアプリケーションが作られるプラットフォームだ。私が、Facebookは歴史の終焉にあるなどと考えることは、おこがましいにもほどがある。唯一、歴史の終りになることがあるとすれば、facebookが、世界を征服するスーパー人工知能になる時。

スーパー人工知能の餌食になる可能性はともかく、20:54にファロンがParkerにこう尋ねる。「Myspaceの何が間違っていたのか?」

「製品開発の失敗」とParkerは答える。「製品の運営と進化が十分ではなかった。あのひどいデザインが何年も何年も続いていた。さっさとFacebookをコピーだけしていれば、facebookになれたかもしれない時期もあった。 彼らは巨人であり、ネットワーク効果の規模は膨大だった。」

Parkerは、Facebookが大学生を対象にしたことが、最終的な市場支配につながったことを高く評価する。「Facebookは大学から市場に参入したが、その理由は一般に大学生はMyspaceユーザーではなかったからだ。学生はFriendsterユーザーでもなかった・・・」

Parkerは、すべてがよく考えられた行動だったとばかりに、こう言った。「市場は完全にオープンで、本当に望み薄な企てだった。パロアルトにいた私たち3~4人以外、このニッチ市場から始めて、あらゆるソーシャルネットワークに対して、この綿密に計算された戦いを徐々に挑むことで、1つのソーシャルネットワークが世界を支配することなど、誰も信じていなかった。」

「あらゆるソーシャルネットワークに対する、綿密に計算された戦い」というのは、実に興味深いことばの選択だ。特にParkerの「さっさとFacebookをコピーだけしていれば、facebookになれたかもしれない」という、まるで映画「ソーシャル・ネットワーク」そのままのようなセリフと合わせて聞くと。

戦いの終りを象徴するのに、今ほど適切な時はないだろう。Myspaceは、評価額700億ドルのFacebookと比べて二束三文で売りに出されている。すべては勝者の思いのまま。少なくとも今は。

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(翻訳:Nob Takahashi)