Google上の自分のデータを簡単に外に持ち出せるGoogle Takeoutがローンチ

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Google+の公開に伴う大騒ぎの陰で、もう一つ重要な新機能がローンチしていた。Google上のユーザー・データを従来よりはるかに容易に外に持ち出せる機能だ。このサービスにはGoogle Takeoutときわめて納得のいく名前が付けられている。

Google Takeoutは独立のサイトで、Google+の一部でもある〔Google+に加入していなくても利用できる〕。アーカイブの対象はBuzz、連絡相手、Google+のCirclesメンバー、プロフィール、Picasaウェブアルバム、Google+のストリームだ。ChooseServices画面でユーザーは個別のサービスを選択することができる。

Google社内の「データ解放」グループは個人データのポータブル化に長年取り組んできた。しかし従来のプロセスはそれぞれ個別サービスのAPIを経由しなければならず、かなり面倒だった。Takeoutを利用すれば、対象となるサービスのデータを一箇所で簡単にアーカイブできる。 アーカイブされたデータをダウンロードした後、ユーザーはどのようにでも好きに利用できる(ただしダウンロードしてもGoogleのサーバ内のデータは削除されない)。

私は試してにBuzzのアップデートをダウンロードしてみた。これは全体で17.5 MBのファイルになった。解凍してみると、HTMLドキュメントが大量に入っていた。それぞれがBuzzのアップデート1回分だった。このデータが何に使えるのかと聞かれても困るが、ともかくダウンロードできるのは良いことだ。連絡相手情報のダウンロードは多分もっと役に立つだろうし、データ量もそれほど大きくはない。フォーマットは.vcfファイルで、他のアドレス帳にインポートするのも簡単だ。

GoogleとFacebookはデータのポータビリティーを巡って激しく火花を散らしてきた。今回のTakeoutのリリースでGoogleは単なる口先のお題目でなく、実際にデータポータビリティーの改善に取り組んでいることを示し、Facebookに対して優位に立った。Facebookでも、写真、友達リスト、メッセージ、ウォールへの投稿をzipファイルでダウンロードできるが、サードパーティーのサービスでは直接利用できない独自フォーマットだ。つまり真の意味でポータビリティーがあるとはいえない。もちろん99%のユーザーは自分のデータをダウンロードしたりしないが、下のビデオで「データ解放」グループのメンバーが語っているように、「いざとなればデータを外に持ち出せると分かっていれば、安心してそこにデータを預けられる」ものだ。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01