MOGがすっきり快速のHTML5プレーヤーを提供, リコメンデーションとプレイリストも充実

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オンラインの音楽サービスは今、熾烈な競争の真っ最中だ。AmazonもGoogleもAppleもユーザの音楽コレクションをクラウドにアップロードしてどこからでも聴けるサービスを提供(または提供予定)している。しかし、競走馬はこの3頭だけではない。MOG、Rdio、(そしてやがて)Spotifyのようなサービスでは、月額10ドルぐらいの料金で、ユーザはどんな音楽でもストリーミングできる。

競争はますますおもしろくなってきたが、今日(米国時間6/30)はMOGが、レースをさらに熾烈にする要素を持ち込んできた。

このサービスが今日世に出した、新しいプレーヤーのベータ版は、ユーザのMOG体験をこれまでよりもずっとすっきりさせ、とくにプレイリストの構築とリコメンデーションの機能が旧バージョンに比べて大幅に充実した。

これまでのMOGでは、Flashを使ったプレーヤーがポップアップする。サイトのナビゲーションはブラウザの主画面で行うが、プレイリストへの曲の追加は小さなポップアップウィンドウでする必要があった。それほど使いづらいわけではないが、iTunesふうのインタフェイスを採用しているほかのサービスに比べると、少々面倒だった。

新しいプレーヤーではそれがなくなり、MOGのWebアプリをChrome Web Storeで使ったことのある人にはおなじみの姿になった。12月のロンチしたChrome Web Storeバージョンは、このプレーヤーの別のバリエーションだ。新バージョンにはほかにも新しい機能がいくつかあり、いずれも今回のベータですべてのMOGユーザに提供される(それらは、これまでChrome Web Storeバージョンだけだったので知る人は少なかった)。

前に比べて機能が減った側面もある。たとえば格付けや、ほかのユーザのプロフィールを見る機能はなくなった。しかし、HTML5によって分かりやすい高速なインタフェイスになっただけではなく、なくなった機能よりもずっと重要なものも加わった。それは、リコメンデーションと、プレイリスト作成の改良だ。

新バージョンのMOGにログインすると、サービスはユーザとユーザの友だちのFacebook Likes(Facebookの[いいね!])を見て、アーチストのリコメンデーションをすぐに開始する。ぼくも、好きなバンドを集めたテスト用のアカウントでログインしてみたが、サービスはただちに、The DarknessやStevie Ray Vaughanのアルバムをリコメンしてきた。

MOGのCEO David Hymanによると、チームは実際にFacebookに相当助けてもらって、このようなFacebook組み込み機能を実装できた。Hymanは噂のFacebook Musicについては何も言わなかったが、ただ一言、”将来彼らとは、もっとすごい仕事をしたいね”と言った。

MOGのような、いわゆる聴き放題の音楽サービスは、最近ますます、スピードやリコメンデーション、ソーシャルな共有などの機能を競うようになっている。抱えている曲数には、大差がなくなってきたのだろう。MOGにはすでに、しっかりとしたモバイルアプリがあり、また今回のアップデートによってデスクトップの体験もずっと良くなる。とくに、個人化されて提供される(==いきなりリコメンありの)ホームページは、一般的な曲のリストが表示される従来のホームページに比べて、新規ユーザの心をより強力につかむだろう。


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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))