Facebook、チャット機能を大幅リニューアル―グループを作らなくてもその場でグループチャットできる

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Facebook、Skypeと提携してビデオチャットを提供開始

Facebookは先ほど、チャット関連で3つの重要な発表を行った。Skypeビデオチャット、チャットUIのリニューアル、そしてその場で相手を選んでグループチャットができる機能だ。従来Facebookでグループチャットを行うためにはあらかじめグループを作っておく必要があったが、今回、ユーザーはその場でグループチャットを開始できるようになった。Facebookのユーザーの半数は何らかのグループを作っており、自由にグループチャットができるようにしてほしいというユーザーの声が高まっていた。

新しいチャット窓はワイドモニタ上で見やすいようにデザインされている。右サイドパネルに最近チャットした相手、チャット回数の多い相手が表示され、相手がオンラインかどうかも分かる。Facebookが最近密接に協力しているソーシャルブラウザのRockMeltのデザインを思わせる。

しかし大きな改良は、やはりチャット機能そのものに対するものだ。先週われわれが報じたとおり、ビデオ通話が追加された。ビデオ通話機能のインストールはここからできる。これはバックエンドにSkypeを利用した1対1の通話でブラウザのFacebookページ内で作動する(Skypeではグループビデオ通話は有料サービスとしている)。なお相手が通話に応えなかった場合、ビデオ・メールを録画しておくこともできるのは便利だ。JasonKincaidが詳しい記事を書いている。

当然ながら、Facebookのビデオ通話機能はGoogle+のHangouts機能と比較されることになるだろう。HangoutsはGoogleの画期的なソーシャル・サービス内のグループビデオチャット機能だ。Facebookのビデオチャットにグループ機能がないのは弱点とみられるかもしれないが、FacebookによればSkypeでのビデオ通話の圧倒的多数は1対1だという。またFacebookでは必要な将来グループ機能を追加する用意があるとしている。おそらく正しい比較相手は2008年からGMailビデオチャットをサポートしているGoogleのチャット機能だろう。

CEOのマーク・ザッカーバーグはSkypeアプリを「初のすばらしいソーシャル・アプリ」と呼んだ。単なるビデオチャット・アプリではなく、Facebookネットワークの友達を結びつけるアプリだからだ。ザッカーバーグは「向こう5年間で、今回のSkypeアプリのような多数のソーシャル・アプリがFacebookのインフラの上に構築されるだろう」と述べた。コミュケーションというのは本質的にソーシャルなものだ。その意味でチャット機能は適切な出発点といえるだろう。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01