Facebook、Skypeと提携してビデオチャットを提供開始

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先週われわれが報じたとおり、Facebookは先ほど、Skypeと共同で重要な新機能の追加を発表した。ビデオ通話だ。

ビデオチャット機能が開発中だという噂は相当前から流れていた。Facebookはこのプロジェクトに相当な力を入れていた。今日から友達のプロフィールを開くと「メッセージを送る」ボタンと「あいさつする」ボタンの間に「Call」ボタンが表示される〔6:00AM現在、訳者の環境ではまだ表示されないこのアドレスからインストールできる 〕。このボタンをクリックすると相手のユーザーの画面にはビデオ通話を受けるかどうか尋ねるポップアップが現れる。相手が承諾すればただちにビデオ通話が開始される(この機能を最初に利用する際に小さいプラグインを1回インストールする必要がある)。

ビデオ通話機能はFacebookのチャット窓にも統合されている。Facebookではユーザーがこの機能を見逃すことがないように、チャットのために新しいサイドバーをローンチしている。この新しいチャット窓は右カラムの全体を占め、相手に誰を選択しても「最初のビデオ通話を始めますか?」というプロンプトが出る。ユーザーがビデオ通話を試みても相手が反応しないときはビデオ・メッセージを録画するよう促される。

今回のビデオチャット機能の発表でFacebookが重要な点として強調したのは、 ユーザーはSkypeのアカウントを別途作る必要がないこと、ごく簡単なセットアップ(プラグインのインストールに数秒しかかからない)で友達や家族とビデオ通話ができることの2点だ。

先週ローンチされたGoogle+にもHangoutsというグループ・ビデオチャット機能が含まれているのはご承知のとおりだ。Facebookのビデオチャットはあくまで1対1で、グループ通話はサポートされていない。しかし会場からの「グループビデオをサポートする計画はないのか?」という質問に答えて、マーク・ザッカーバーグは「要望があれば検討してもよい。どんな可能性もあらかじめ排除はしていない」と述べた。彼はまた「Skypeでは利用されているのはほとんどが1対1の通話だ」と指摘した。

SkypeのCEO、Tony Batesも登場して短いコメントを述べた。その中で「Skypeはブラウザ内で作動する形態で有料のサービスを提供する件でFacebookと話し合っている」と述べた点が注目される。

Update: Facebookのエンジニア、Philip Suがさきほど、ビデオチャット機能の実装方法についてのメモを発表した。

それによると、FacebookはブラウザとOSの組み合わせに応じてそれぞれ異なるSkypeのプラグインのインストール方法を用意したという。

ブラウザ別、OS別のインストール方法
インストール手続きをできるだけ簡単にするために、われわれはOSとブラウザの組み合わせ毎にカスタマイズしたインストール方法を用意した。たとえば、Javaが有効なMacブラウザの場合、インストーラは完全にブラウザ内にあるので、余分のクリックは必要ない。Windowsブラウザの場合は、小さいブートストラップexeファイルを利用して最初のダウンロード時間と実行の承認手続きを最小限にした。またすべてのインストール手続をユーザーが見ているFacebookページ内にインライン化し、別のページへの遷移の必要をなくした。これによってユーザーはインストールが完了すると同時にそのまま望みの相手とビデオ通話を始めることができる。

もうひとつクールな機能。FacebookユーザーはSkypeを匿名で利用できる。

ユーザーの身元情報の保護
別個のSkypeアカウントの必要なしでビデオ通話ができるようにするために、FacebookはユーザーIDを暗号化した上で、安全な REST APIを利用してSkypeに接続する。これによって以前に一度もSkypeを利用したことのないユーザーでもSkypeの機能が利用できるようになる。またすべてのユーザーにとって〔別個のログインの必要性を無くすことで〕利便性が増す。ユーザーIDを直接Skypeに送信する方が処理ははるかに簡単だが、われわれはユーザーのプライバシーを保護するためSkype機能を匿名で利用出来るよう努力した。

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(翻訳:滑川海彦/namekawa01