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多くの投資家たちがTurntable.fmでお皿を回すが誰一人まだDJじゃない

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Turntable.fmに投資したがっている投資家は多いが、噂とは逆に、まだ彼らの誰一人としてDJ*に選ばれていない。Business Insiderによれば、Turntableは$37.5M(3750万ドル)の評価額で$7.5M(750万ドル)を調達し、”そのタームシートは昨日実際に署名された”と報じている。しかし数時間前に、これから飛行機に乗ろうとする協同ファウンダで会長のSeth Goldsteinが語ったところによると、”新たな資金調達はまだ全然ない”そうだ。〔:* DJ, Turntable.fmのDJキャラクタにかけているが、ここでは”選ばれた・決まった投資家”の意味。〕

Turntableの次のラウンドをねらっているVCたちは、確かに多い。ベンチャー投資家たちのあいだの噂では、投資家同士の競争が激しくて、とくにUnion SquareのFred Wilson、Accel、そしてKleiner Perkinsあたりが騒がしい。Wilsonは同じニューヨークのTurntableにとってはお気に入りだが、しかし彼はAccelとKleinerに競り負けしている。

噂では、Wilsonが提示したTurntableの投資前評価額は2500万ドルで、AccelとKleinerはその倍だった。そうすると上の話は、投資前が3000万、そして$37.5Mは投資後の額ではないか(なお、VCたちはタームシートをいつでも送っているが、企業がそれを受け入れたとは限らない)。

有力VCたちがTurntableをねらっているだけでなく、AOL、Facebook、Sonyなどによる買収の噂もある。ただし協同ファウンダのGoldsteinとBilly Chasenには、まだ始めたばかりのサイトを売る気はないようだ。しかも今の彼らは、資金調達にまったく困っていない。

彼らのこの前の、全然今とは違う製品Stickybitsは、うまくいかなかったのに、なぜTurntableはこんなに人気があるのか? Turntableはソーシャルな音楽サイトで、リスニングルームがいくつもあり、そこでユーザがDJになって音楽をかけたり、ほかの人たちのアバターとチャットしたりする。エンジェル投資家のChris Saccaは、ここがすごくお気に入りだ(彼はFirst RoundやPolarisと共にこの前の投資家)。出だしの人気はとても高くて、既存会員からの紹介制であることが障害になっていないようだ。

ソーシャルな音楽発見サイトとしては、ここは最高だ。部屋(リスニングルーム)はいろんなテーマ別になっていて、いろんな人がそれぞれ最後までかける曲を、何時間でも聴いていられる。好評なDJはポイントをたくさんもらえる。気に入った曲は自分のプレイリストに加えたり、AmazonやiTunesで買ってもいい。

ただしビジネスは、それほど気楽ではない。TurntableはPandoraなどの”インターネットラジオ”サービスと同じく、ストリームに対して金を払っている。レコード会社が料金を上げてTurntableを締め上げることもありえる。ただしTurntableは勢いがいいし、ユーザ数も多いから無視できないだろう。このサイトで多くの人が、何時間も過ごしている。だからレコード会社は、条件の改善には努めるが廃止は求めないだろう。ただしTurntable自身の収益化計画はこれからだ。デジタルグッズ、有料アバター、スポンサー付きのリスニングルーム、何かの特典付きの有料DJ資格、などが考えられるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))