Google、エリック・シュミット:バブルかどうかはバブルが終るまでわからない

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先週、GoogleのEric Schmidt会長が、アイダホ州サンバレーで行われたカンファレンスで70分以上にわたる長い記者会見を行った。終了間際にある記者がSchmidtに、現在は、多くの人たちが言うようにハイテクバブルなのか、またGoogleが2004年のIPOで16億7000万ドルを集めた際の評価額230億ドル(Googleの現在の評価額は1714億3000万ドル)について、昨今のIPO評価額に照らしてどう思うかを質問した。

「あれは安すぎた」とSchmidtはジョークを飛ばし、今がバブルかどうかは、実際のところ自分にはわからないと答えた。

「バブルに関する一般論として、そもそもバブルかどうかは、その定義から考えて、バブルが終るまでわからない。10年前私が自分に課したルールは、もし報道がバブルと言ったら注意を払う、というものだったが、New York TimesとWall Street JournalとEconomistが揃ってバブルだという記事を書いている。

選択肢はいくつかある。A)これらのプラットフォームにおける収益成長の可能性があまりに高いために、こうした評価額に見合うだけの収益加速を得られる。B)流動性収縮により十分な株式がなくなり、人為的に高額になる」。

ある記者から、Schmidtは「どちらにも納得していない」ようだと指摘されると、彼はこう言った。評価額が正当であるかどうかがわかるのは、大量の株が市場に出回り、従業員のロックアップ期間が満了した後で、通常6ヵ月たってからだ。「2012年まで本当の答はわからない」。

Schmidtによると、現在唯一はっきりしているのは、不動産価値が上昇すること。「家を必要としている若者たちが、乏しい住宅資源に集中し、家の争奪戦が起こって価格が上昇する。だから彼らにとってこれは、バブルではなく実は家だ」。

7年間の市場経験が、GoogleのIPOに対する見方にどう影響を与えたかについて、Schmidtはこう語った、「Googleが上場したのは全く違う時代だった。人々は信じられないほど高額だと思っていたが、私が指摘しておきたいのは、それ以来始値より安く取引されたことは一度もないということだ」。

記者から再びイエスかノーの答を求められると、Schmidtは謙虚にこう答えた、「市場について話すのは私の仕事ではないと思う。市場がどう考えるべきかを私が言うのは間違っている・・・私は有能な投資家ではない。もし私が優能な投資家だったなら、何らかの地位を得ていただろう。私は一人のコンピューター科学者だ」。純資産70億ドルのコンピューター科学者・・・。

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(翻訳:Nob Takahashi)