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真空の空間よりもさらに光に干渉しない新物質が光通信に革命をもたらす

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高飛車:世界一急角度のジェットコースター(ビデオ有)

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Columbia Engineering School(コロンビア大学工科大学院)の研究から、これまで知られていなかった素材が生まれた。われわれに見える範囲内の宇宙では、あらゆるものが光に何らかの影響を与える。光を遅くしたり、速くしたり、多方向または特定方向に拡散したり、などなど。 “負の屈折率”を持つ人工的な素材ですら、それは宇宙の何ものにも似ていないにもかかわらず、光に対して何かをする。しかし、今回の素材は違う。

負の屈折率を持つ素材と、正の屈折率を持つ素材を組み合わせて作ったその素材を、光は、そこに何も存在しないかのように通過する。その屈折率はゼロである。光子はその、”ナノサイズの超格子”の他端から、進入時と完全に同じ位相や角度等々で出る。

なんかクールに聞こえるが、でも、それが一体何なの? 光の位相を制御できるようになると、光子の利用や伝播のための新しい方法を作り出せるのだ。光ファイバーによる通信に革命が起こり、可視光線以外のスペクトルも位相を制御できれば、ワイヤレス通信にも革命が起きる。例によって、実用アプリケーションが登場するのは、5〜10年後だろう。

Chee Wei WongとSerdar Kocamanの論文がNature Photonicsに載っている。また、コロンビア大学の要約記事がここにある

[出典: Extremetech]

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))