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Shortmail:累積してしまった電子メールの無駄を省く新たなサービスと成り得るか?

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しばらくの間、メールの利用をやめてみる実験を行なっている。これまで試してみたことの中で、もっとも有意義なチャレンジなんじゃないかと思っている。

毎朝数時間を費やし、寝る前にも大切な時間を消費して、仕事時間の大半を使って、次々とやってくるメールに対応し、返信したり(あるいは返信しなかったり)する代わりに、いろいろな記事を読んだり、書いたり、日常の生活を送るために時間を使うことができるようになった。ぜひ皆さんも試してみるべきだと思う。もちろん、ほとんどの人はメールから離れてしまうことなどできないに違いない。実際のところ、私個人にしても実験的にメールから離れ、そしてそれをネタにいくつか記事を書いてみるという「試み」に過ぎないのだ。この記事もその「試み」の一環ではある。

今回、記事で取り上げようと思うのはShortmailというサービスだ。メールをやめてみようと思うとツイートするや否や、多くの人から「Shortmail」はどうだろうという返信がきた。このサービスについてはFast Companyの記事を見て知ってはいたが、まだ試してみたことはなかった。ちょうど良い機会だったので登録してみたところ、すぐにShortmailのセールスポイントを見て取ることができた。

まずShortmailというのは、ある機能を実現するための「電子メールフロントエンドサービス」だ。Shortmailの第一目的はもちろんメールを短縮化することだ。メール1通あたりの文字数が500文字に制限されるようになる。メール版Twitterのような感じだ。

しかしShortmailの機能はそれだけではない。他にも興味深いユニークな機能を実装している。たとえば、Shortmailを使ってメールのやり取りをする際、そのメールをプライベートなものにするのか、それともパブリックなものにするのかを選択できる。410 Labs(Shortmailの運営会社)の共同ファウンダであるDave Troyとのメールをパブリック設定で行ったので、下の画像でも確認してみてもらいたい(Shortmailにはまだ埋め込み機能がないのでスクリーンショットを張っている。ウェブで確認できる方はこちらでも確認できる)。

メールのやり取りの中にも書いてある通り、410 LabsはシリーズAで75万ドルの資金を調達している。出資したのはTrue Ventures、500 Startups、Fortify Ventures、およびThe Maryland Venture Fundだ。また個人からの出資もあり、Tim O’Shaughnessy(LivingSocialの共同ファウンダ)、Jeff Ganek(Neustarのファウンダ)、Abdur Chowdhury(Twitterのチーフサイエンティスト)なども出資を行なっている。

なかなか面白いサービスだが、またメールを使うようになった際にはShortmailを使うだろうか。それもなかなか面白いアイデアだと思う。three.sentenc.es(以前TechCrunchでも記事にしている)、Chris Andersonのemailcharter.org、あるいはAwayFindなどは、個人的な「ポリシー」や、既存メールサービスのアドオンとして短縮メールを実現しようとするものだ。一方で本日取り上げたShortmailは強制的に短縮メールを実現する(500文字以上のメールは書けないし、受け取ることもできない)。但し、現在のメールプロトコルに従って動作するというのはすなわち、このサービスが過渡的なものであることを示してもいると思う。個人的には、ここまで混乱してしまった電子メール問題に対応するには、従来の電子メールを廃止して、全く新しいものを作る必要があると信じている。もちろんこの考えが、まさに「言うは易し」の典型であることは認識している。

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(翻訳:Maeda, H)