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Zyngaに訴えられたブラジルのVostuが反撃–醜い泥仕合か

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Zyngaは先月、ブラジルのゲームスタートアップに対する大きな訴訟を起こし、Zyngaのゲームをそのままコピーしている、その証拠にバグまで同じだ、と訴えた。その訴えられたVostuが今日、368段落から成る反論文書(下に埋め込み)を提出した。それは、訴状の提出直後にVostuがマスコミに配布した声明を、もっと長くしたやつで、その内容を要約すると、“悪いのはあんた、俺じゃあない”だ。

Vostuは、たくさんの画像を使って、Zyngaがこれまで長年、ほかのゲームをいくつもコピーしてきたことを’証明’しようとしている。たとえばZyngaは、VostuがCityvilleを完全にコピーしていると主張するが、それに対してVostuは、Cityvilleこそ他社のゲーム(3種)にそっくりだ、と応ずる:

Vostuはさらに、Zyngaが訴訟を起こした理由は、提携交渉の失敗をはじめとして、ブラジルにおける同社の市場開拓努力の不調にある、と示唆している。

Zyngaの欺瞞的な申し立ての基盤となっているものは、Zyngaと競合するVostuに対する悪質な中傷努力である。Zyngaは長年、 Vostuを将来の主要な競合他社と見なしてきたが、2010年8月にはVostuとの戦略的な関係構築を、持ちかけてくるまでになった。Vostuに対するZyngaの今回の訴訟の引き金となったものは、次の三点である: (1)ブラジルに進出してVostuに代わりソーシャルネットワーク上のゲーム企業の首位に立つこと、(2)Zyngaが自己の縄張りと主張するFacebookにVostuが到来したこと、そして、(3)ZyngaはそのIPOにおいて、同社の市場の長期的な健全性を証明する必要があり、そのためには、将来の競合他社と同社が見なす企業を破壊する意思を示す必要があった。

Zyngaは今、IPOの過程中にあるので、Vostuのこれらの主張に正面切って反論することができない。その期間は沈黙期間(quiet period)と呼ばれ、まずいPR活動等によるIPOの遅滞を絶対に避けなければならない。だからそれは、Vostuにとって完璧なタイミングだったが、しかしZyngaは、自己PRや反論ではなく訴訟なら、タイミングとして適切、と判断したのだ。

Vostu側が今回提出した文書の全文が、この記事の下にある。

なお、Vostuの弁護師団の一員であるWinston & StrawnのAndrew Bridgesは、これまで多くの法律問題において、TechCrunchを代表した。彼はすばらしく優秀だから、その点はVostuに有利だ。でも彼としては、今回は負ける側についてしまったのかもしれない。たしかにZyngaは過去に、他社の知財の尊重に関し、疑わしい行動がたくさんあったが、今回はVostuの側に、無理があるのではないかな。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))