Androidマーケットが複数APKをサポート(見た目以上に重要)

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今日(米国時間7/21)Googleは、Androidマーケットの開発者向け機能を強化するアップデートに関する発表を行った。そしてこれは一般ユーザーも恩恵に預かる新機能だ。今後開発者はAndroidマーケットで、複数のAPK(アプリケーションのためにAndroidが使っているファイル種別)を配布し、それを少なくともマーケット上では同じアプリとして扱うことが可能になる。

大したことないように聞こえるかもしれないが、これは重要だ。例えば今、Androidタブレットで「Fruit Nijna」を検索したとする。ユーザーは「通常版」のFruit Ninjaまたは多くの最新Androidタブレットが使っているTegraプロセッサーに最適化したバージョンであるFruit Ninja THDのどちらかをダウンロードする選択肢を与えられる。もちろん、欲しいのは後者である ― しかし、同じゲームをAndroid電話機でプレイしようと思うと、通常版を別に買わなければならない。

今回のアップデートによって、Halfbrick Studios(Fruit Ninjaの販売元)は、Androidマーケットにゲームを1つだけ掲載すれば、Googleが、ダウンロードするデバイスに最適なバージョンを自動的に配信してくれる。

もちろん、常にGoogleは開発者に対して、単一のAPKが全Android機で使えるよう念を押している。メニューはさまざまな画面サイズに対応すべきであり、画像は適切にスケーリングされる等々。しかし、そうはいかないケースもある ― 高解像度テクスチャーを大画面用にだけ入れたいゲーム等。他にも例えば、最新版Android OSを必須とする機能を実装した開発者は、これを公開しても古いデバイスは古いバージョンを利用できる。さらに新システムでは、一つのアプリのモバイル版、HD版などのユーザーレビューをすべて統合できる。

もちろん、中には新機能を使わずに、デバイス毎に別のバージョンを買うよう選ばせたいデベロッパーもあるだろう。これは必ずしも欲深さによるものではない ― デベロッパーによってはフォームファクターに合わせて全く異なるバージョンを作る場合があり、その時は別々に購入させるのも当然である。

偶然だが、この記事を書いている時にメールが届き、Halfbrickは現在Fruit Ninjaの無料版を販売しているそうだ(新機能を活用したものと私は想像する)。

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(翻訳:Nob Takahashi)