Y Combinator、同窓ネットワークを活用、出身スタートアップによる「広告イノベーション会議」を主催

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なんとまあ、Y Combinatorの大きくなったことか。この誉れ高いスタートアップ養成所が、一期で10社ほどのスタートアップを送り出していたのは、それほど前のことではない。昨今、クラスの大きさは60人までになり、その同窓ネットワークは巨大になった。Y Combinatorがこれまでに投資してきたスタートアップは計317社に上る。

世に存在するYCスタートアップの数を考えれば、その中で重複があったり、少なくとも似たような問題に取り組んでいる会社があるのも驚くことではない。今日(米国時間7/24)Y Combinatorは、この状況を活用するイベントを発表した。Ad Innovation Conference[広告イノベーション会議]だ。

9月15日に行われるこのイベントには、新しい広告関連技術の開発に携わるYC出身企業15社が登場する。取り上げられる話題のいくつかを以下に紹介する。

NFC広告。ディスプレイ広告での、Twitter、Facebookのコンテンツ利用。広告・ゲーム融合。ビデオが表示された後の3D空間に広告を埋め込む(遡及型プレイスメント広告)。位置情報広告および特典。視聴者投票。SEOの進化。Facebook上マーケティング。競合するAdSenceのモニタリング。ランディングページ最適化。広告ベースの有償記事代替。QRコードの将来。

イベントへの参加は無料(このページのリンクから招待状を請求できる)― ただし、広告代理店、大型広告主、またはパブリッシャーの関係者に限る。

YCのファウンダー、Paul Grahamはこのイベントについて、YCスタートアップを中心としなカンファレンスで一般に公開されるのはこれが初めてだが、SEOや資金調達など特定の課題に集中した内部カンファレンスはこれまでにも開催してきたと語った。そして今後も、さまざまなテーマに特化した一般公開カンファレンスが行われるようだ。

Y Combinatorといえば最も有名なのがDemo Daysで、そこには一流投資家が集まり、投資先スタートアップによるデモが目まぐるしく披露される。他にもYCは、Startup School(起業家精神のための短期集中コース)、AngelConf(同じく短期集中コースだが、未来のエンジェル投資家向け)、そしてWork at a Startup(巣立っていったこれらの企業の一従業員でいることについての概要報告)などのスタートアップ関連イベントを開催している。

これらのイベントは、有益な情報を得られるばかりでなく、参加YC企業にとって嬉しい副次効果がある。リクルーティングの場としても最適なのだ。

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(翻訳:Nob Takahashi)