mytown
ゆめみ

あの位置ゲー、MyTownがいよいよ日本にやってくる

次の記事

iPad 2の新CMは汎用性を強調。1990年代のAT&T CMと似ている?

位置ゲーといえば最近はコロプラの成長ぶりを耳にすることが多い。ユーザー数が200万を超え、KDDIからの出資を受けた話もあり、位置ゲーの健在ぶりがはっきりと現れてきているのがわかる。

翻ってベイエリアに話題となっている位置ゲーがないのかといえば、ユーザー数が1,000万を超えたfoursquareではちょっとゲームの要素が足りないが……と思えば、いまなお成長するMyTownがあるではないか――。日本のアプリストアでは手に入れられなかったためにいまいち日本では話題にならなかったが、彼地では400万人のユーザーが使うというサービスである。それがいよいよ日本にもやってくる。しかもそれはMyTownの運営や開発をするサンフランシスコのスタートアップBooyahの手によるものではなく、彼らと契約をしたケータイソリューションのゆめみによるものだ。

ここでMyTownについておさらいをしておくと、ユーザーはスマートフォンを使って自分がいる場所にチェックインすることでポイントを手に入れ、そのポイントを貯めることで、MyTown上の場所を購入できるというものだ。おもしろいのは、この「場所」というのが現実にある場所と同じもので、たとえば東京タワーだったり六本木ヒルズだったりをポイントを使って入手できるのだ。しかもたとえば、東京タワーを手に入れたらほかのユーザーがそこにチェックインするとさらにポイントが入手できるといったモノポリー的な要素もある。まさにソーシャルと位置情報を組み合わせたゲームである。

MyTownがすごかったのはこのゲーム的感覚に加え、リアルな商品や店舗などとのタイアップ広告や店舗誘導などを数多く実施していることだろう。ディズニーやMTV、トラベルチャンネル、H&M、アディダス、P&Gなどが実際に利用をしているのだという。こういった広告によってMyTownは収益を上げているようだ。

さて、日本ではゆめみによって、この秋(10月ごろか?)にこのサービスが立ち上がる予定だが、単に同じサービスを提供するというわけではない。ゲームの要素は同じにしながらも、日本向けに中身も改訂していくようだ。たとえば、一例としてはユーザーのトップページではGREEのハコニワやZynga Japanのまちつくのような街づくりの要素なども導入するらしい。

また本国ではiOS向けにのみ提供されているが、日本では来年にはフィーチャーフォン(ガラケー)向けやAndroid版もだす予定となっている。さらにBooyahと他のアジア圏での優先交渉権もあるということで、中国や韓国市場での展開も視野にいれているようだ。

いよいよスマートフォンの位置ゲーの真打の登場ということで否が応でもこの市場の盛り上がりに期待がかかる。なんでもMyTownの日本での展開は、大手ソーシャルゲームのプラットフォーム企業や通信キャリアなどが日本での展開を興味を示していたようで、そんな中でのゆめみによる提供は本当に興味深いね。