テクノロジーは新たな喫煙である

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誰にも経験があるだろう。外出中や友達と食事中に、メールやFacebookやTwitterやInstagramやGoogle+やYammerなど、なんであれ好みのセロトニンを分泌させるサービスをチェックしたくてたまらなくなる。メールのチェックをするために「トイレに行った」ことや、Twitterの@リプライをチェックするだけのために、スマートフォンを取り出す社会的に適切な言い訳を考えたりした経験はないだろうか。

かつて、多くの喫煙者たちが、その習慣におぼれるために、揃ってテーブルや会議を離れていったことを覚えているだろうか。私はバーやパーティーでノートパソコンを広げることに、飲酒以上の罪悪感がある。

今日発表された最新の英国の研究が、インターネット利用がますます中毒的になってきている、というわれわれが直感的に知っていることを裏付けている。調査対象1000名を24時間インターネットから遮断したあと質問したところ、53%がネットをアクセスできないことに動揺し、40%がインターネットに接続できなくなると孤独を感じると答えた。

被験者たちは、デジタル・デトックスは禁酒や禁煙に似ていると説明し、まるで自分のの手を切り落とされたようだと言う人もいた。

この英国の研究に先立って、4月に実施された米国メリーランド大学の研究もほとんど同じ結論だった。ある女子学生は、24時間あらゆるメディアから遮断された後、「麻薬中毒患者のようにいらいらした」と答えた。なんともはや。

この洞察を、スマートフォン利用が癌の要因になるという未だ証明されない懸念に加えれば、喫煙アナロジーもいよいよ相応しく思えてくる(左図参照)。しかし今のところ、思い出せない映画の題名をGoogle検索することは、本物のたばこに比べて、少なくとも肉体的には、〈はるかに〉健康的だ。今のところは。

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(翻訳:Nob Takahashi)