ニュース
brian chesky
Airbnb(企業)

AirbnbのCEOが知らない人を泊めることの安全性について語る

次の記事

ラッキーはない――ノボットで考える日本のスタートアップの出口

_MG_1061

この記事を書いたBrian Cheskyは、AirbnbのCEOだ。彼はこのゲスト記事で、今朝(米国時間7/27)本誌が報じた、Airbnbのユーザの安全性をめぐる事件*について説明している。〔*: とても長い記事なので、jpでは現時点で未訳です。すいません!〕

6月22日に、サンフランシスコに住む、Airbnbのホスト(提供者)ユーザの家が、ゲスト(利用者)ユーザの暴行を受け破壊されたことを知った。このニュースを知ったとき、私たちはうちひしがれ、言葉もなかった。たった一人のユーザの悪意ある行動が、ホストを苦しめ、人間の性善説を証明すると思われる、私たちのこれまでの、200万の無事な夜を台無しにした。

事件を知ったとき最初に心配したのは、ホストの安全性だ。私たちは彼女と密接に連絡を取り、事件の解明のために当局に協力した。Airbnbには、予約や支払いに関する詳しい情報があるので、捜査に協力できるユニークな立場だった。捜査中の事件なので詳しくはお話しできないが、たぶん弊社が提供した情報をもとに、容疑者が特定され、彼は今拘留されている。今度は、弊社の情報が重要な証拠になるだろう。

ホストの安全が確保されたあと、私たちは関心を弊社のシステムの強化に向けた。

信頼と安全が弊社の最高度のプライオリティだ。当初からAirbnbは、安全とセキュリティを最重要の要件に置いて開発された。そのためAirbnbには、次のような機能がある:

  • ホストとゲストが予約成立までに交わすメッセージは非公開であり、個人情報を開示しない
  • ホストはゲスト候補者を受け入れまたは拒否できる。自分の家(等)に誰が泊まるかを、ホストは完全にコントロールできる
  • 結果に基づくリビューにより、ホストとゲストは信頼性のあるオンラインの評判を構築する
  • ユーザのFacebookのソーシャルグラフにより、5000万以上のソーシャルな結びつきがある
  • セキュアで信頼性ある支払いシステムにより、支払いは24時間保管され、セキュリティを確保する
  • アルゴリズムにより、疑わしい行動を同定する
  • 各ユーザのプロフィール、所有物リスト、メッセージのスレッドに、フラグによるマーキングができる
  • 宿泊対象(ホストの家など)は、確認されたプロフェッショナルな写真により表示する

今回の事件を機に、次のような改善改良により、Airbnbの安全性を増強したい:

  • カスタマサポート要員を倍増する
  • 独立部署として「信頼安全部」を置く
  • 「ホスト教育センター」を設け、安全性に関してホストの能力を高める
  • ユーザプロフィールを確認検証するための強力なツールを作る
  • 予約成立以前のゲスト/ホスト間のコミュニケーションの充実を図る。VoIPやビデオの利用を検討する
  • ホストに保険オプションを提供する

私たちはこの事件に動転しているが、しかし弊社のプラットホームとスタッフが容疑者の早期逮捕等に向けて積極的な貢献を果たしたと信じている。被害者のホストのかたも、ブログに次のように書いて、私たちの努力を認めていただいている:

“airbnb.comのカスタマサービスがすばらしいみなさんであったこと、この事件に完全に集中していただいたことを、ここで書き忘れるわけにはいきません。何度も電話をいただき、私のことを心から心配して助けていただきました。みなさんが、私の精神的そして経済的な立ち直りを助けてくださり、今もサンフランシスコ警察に協力して、この犯罪の解明に努めておられます。”

ホストの方のこのお気持ちに感謝するとともに、私たちは弊社の製品の安全性がAirbnbという市場の要であることを肝に銘じて、その改善に目下真剣に努力している。私たちのビジョンは、誰もが、世界中のどこでも、どんな人びとや文化のもとでも、安全に気軽に旅できることだ。そのような日が訪れるまで、私たちは私たちのコミュニティとともに、鋭意努力していきたい。

[原文へ]
[jpTechCrunch最新記事サムネイル集]
[米TechCrunch最新記事サムネイル集]
(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))