Airbnb(企業)

一体どうして, ぼくが悪者にされちゃうの?

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liar

Airbnbの大失策については、もうみんな知っているだろう。#略奪ゲート(#ransackgate)というあだ名で呼ぶ人たちもいるこの一件は、過去二日で急に大騒動になった。まだ知らなかった人は、本誌の最初の記事がここにあるし、自分の家を荒らされ強盗に遭った女性からの、恐ろしいお話が、ここにも、ここにもある。〔ここにも。〕

今日(米国時間7/29)は、Y Combinatorのファウンダ(でAirbnbの投資家)Paul Grahamが、こんなことを書いた:

ついさっき、この件についてさらに詳しい話を聞いたが、それによると、Airbnbはそもそもの初めから、事態の修復を申し出ている。最初から同社は、彼女の家や品物の損害を弁償する、そのほかのことも彼女の要望に沿う、と申し出ている。

ArringtonがAirbnbについて昨日書いた、同社が支援を提供しないという記事は、でたらめだ。彼は会社のスポークスマンに、Airbnbが彼女を助けるために何をしているか尋ねた。そのスポークスマンは会社の弁護士たちに、こういう場合はあまり詳しい話をしないものだ、と釘を刺されていた。そこでArringtonは、いつもの彼の流儀で、”いいでしょう。あなたが何も言わないのなら、あなた方は彼女を助けるために何もしない、と書きますよ”、と言った。そして彼は、そのとおりにした。実に、良くない態度だね。

Airbnbの連中と話をしたが、彼らはすでに、この女性を助けるためにできることを、すべてやっている。

あなたが信じなくても、彼らはナイスガイだ(うちのすべての投資先の中で最高にいい連中だ)。彼らが、この件で金と努力をけちって評判を落としてもよい、と考えるほどの馬鹿者たちだと、あなたは本当に思っているのか?

ぼくの感想:

1. 何なのこれ?

2. AirbnbのChristopher Lukezicが水曜日(米国時間7/27)にぼくに言ったところによると、会社はEJの損失に関して責任がなく、同社は人と人を出会わせるサービスにすぎず、警察の犯人発見努力に協力している。これは記録に残っており、それが、ぼくらが最初にメールをした電話の内容だ。ぼくは彼の言葉に驚かなかった。記事を投稿する前に、彼の言葉の部分を彼に読んで聞かせた。

3. でもPaul Grahamはこう言う: “そのスポークスマンは会社の弁護士たちに、こういう場合はあまり詳しい話をしないものだ、と釘を刺されていた。そこでArringtonは、いつもの彼の流儀で、”いいでしょう。あなたが何も言わないのなら、あなた方は彼女を助けるために何もしない、と書きますよ”、と言った。そして彼は、そのとおりにした。実に、良くない態度だね。”

それは嘘だ。彼が言ったことは、上の2に書いたとおりだ。最初の記事にもそう書いた。

4. その記事が出たあと、AirbnbのBrian Cheskyから電話があったので、記事に彼のコメントを追記した。それは、コミュニケーションの間違いがあったという指摘だ。ぼくは、記事に重要な追記をしたことをリツイートし、そのアップデートがあることを記事の冒頭に太字で注記した。

5. そのあと、またアップデートを加えた。Lukezicからのメールだ。さらにもう一つのアップデートで、この問題に関する(Airbnb CEOの)Cheskyのゲスト記事のリンクを紹介した。最初のインタビューでLukezicがぼくに言ったことを、捏造だと言うのは馬鹿げている。それはそもそも、この話と関係がない。

6. Cheskyはメールと電話で、何度もアップデートへの感謝を述べた。Lukezicが公開の場でぼくを嘘つきと呼びたいのなら、本人が直接そうすべきだ。

7. 会社側のこういう振る舞いは、前にScamvilleのときに見たのと、完全に同じだ。

ここにある本当の問題は、ぼくとのコミュニケーションの混乱ではない。真の問題は、被害者が昨日(米国時間7/28)、彼女のブログ記事の続編を書き、その中でAirbnbに対しアウトを宣告し、同社がもみ消し工作を試みたという、新しい申し立てをしたことだ。

だからぼくの感触としては、Airbnbの真の望みは、被害者のEJを嘘つきと呼ぶことだったと思う。でも同社は、とうてい、そんなことはできなかった(彼女が嘘をついているという証拠があるのなら、とっくにそのことを話題にしていたはずだ)。代わりに彼らは矛先を本誌に向け、ぼくをいいかげんなやつと呼び、記事全体が”でたらめ”だと示唆している。

本誌の読者の美点は、一人一人が自分で考えることだと思う。過去にも、ぼくの意見に賛同しなかったことは何度もあるし、強烈に批判されたこともある。でも今回の〔Paul Grahamの〕は行きすぎだ。ぼくは、企業のPRの危機を粗雑に扱うような人間ではない。記録に残る声明で、正確な事実ではないことを言う人間でもない。ぼくは、人生をめちゃめちゃにされた女性に、ブログ記事を削除するよう、説得を試みた人間でもない。

立ち上がって、もっと率直に、自分たちは間違っていた、と言ったらどうですか、Airbnb。少なくとも、それぐらいのまともさは、持つべきだろう。そして、嘘を言ったことを謝りなさい。投資家(Paul Graham)を盾にして自分は身を隠し、プレスを攻撃することは、恥知らずと愚鈍の両方だ。そんな態度で、顧客の信頼が得られるはずがない。

PS – 本誌のAirbnbに関する過去記事を見ると、2008年の立ち上げ以降、同社に対する心からの応援の気持があふれている。Y Combinatorに関しては、ずっと一貫して、手厚く、疑念なく支持してきた。Paul Grahamの言う、”Arringtonは、いつもの彼の流儀で”が何を意味するのか分からないが、一つだけはっきり言えるのは、企業が馬鹿なことをしているとき、それを矯正することは、ぼくの仕事ではない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))