予算の厳しいバス会社でもリアルタイムGPSを実現するTiramisu

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Screen Shot 2011-07-28 at 10.05.19 AMカーネギーメロン大学の研究者であるAnthony TomasicとJohn Zimmermanが、University of Buffaloと協力して、乗車しているバスの位置情報をトラッキングするシステムを開発した。もちろんこの情報はバスを待っている人も利用することができ、より詳細なルートマップを確認できるし、発着時間の把握に使うこともできる。アプリケーションの名前はTiramisuで、無料になっているが、現在のところはピッツバーグのみでしか利用できない。

アプリケーションを有効に活用するためには、まず乗客がアプリケーションを起動する必要がある。これにより次のバス停に何時頃到着するのか、乗客による混雑率情報などが活用できるようになる。アプリケーションは起動されると現在位置をメインサーバに送信し、他の人たちはその情報を参照してバスの現在地と到着予定時刻を知ることができるようになるわけだ。まず最初に乗車した人が、他の人のためにアプリケーションを起動するという手間をとらなければならない。したがってアプリケーションの有効性はある程度限定的なものとならざるを得ないだろう。

もちろん、このシステムをバスの運営会社などが利用するという手もある。効率的にバスを運用できるようになるし、利用者にも遅れなどを通知できるようになる。本システムであれば、予算の乏しい運行会社でも路線にクラウドソースのものではあれ、GPS機能を採用することができるようになるわけだ。

「シカゴやシアトル、あるいはサンフランシスコのように予算がたっぷりとあるバス会社なら、乗客にリアルタイムでGPS情報を提供する装置を設置できるでしょう。Allegheny Countyで実現した本システムは、予算が相当厳しい中でも実現できるものです」とSteinfeldは言っている。「予算が少ないのなら、Tiramisuのような無料のクラウドソースシステムが、十分考慮に値するのではないでしょうか」。

Google、IBM、およびCMUのTraffic21などが、本プロジェクトをスポンサードしている。

子どもを外に出している母親であっても、あるいはデートの時間を気にしている男性でも、このようなシステムがあれば無用に気にやむことも少なくなるに違いない。

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(翻訳:Maeda, H)