スマートフォンの出荷台数はAppleがトップ、しかしサムスンが猛追

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IDCのレポートによると、Appleは第2四半期に最も多くのスマートフォンを出荷し、苦闘するNokiaからその栄えある座を奪い取った。2030万台を出荷したAppleは、市場シェアの19.1%を握り、前年比141.7%の成長を記録した。SamsungとNokiaがこれに続き、以下RIMHTCが上位5社を占めた。

HTCが前年比166%で記録を更新し、市場シェア11.7%と前期の8.9%から伸ばしたことは注目に値する。中でもHTC SensationとEvo 3Dの貢献は大きく、さらにはHTCの中国での活躍が目立った。同社のランキングは第5位だが、今後もRIMとNokiaのシェアを大きく奪う可能性がある。しかし、それはHTCだけではない ― Samsungも成長著しい。

実際、Samsungは驚くべき1年を経験し、前年同期比380.6%を記録した。この成功の大半に寄与したのがSamsung Galaxy S IIで、発売後55日間で300万台を販売した。もしこの勢いを少しでも続けることができれば、Appleを捕えるのも容易だ。

一方悪い報せもある。RIMは2010年同期よりも100万台強多くのスマートフォンを出荷した ― これはスマートフォン市場自体がはるかそれ以上に成長していなければ、悪くない伸びと言えるが、当期の市場総出荷台数は1億650万台だった。このためRIMが出荷した台数自体はたしかに増えたが、市場シェアは大きく落とした。

そして、〈本当に〉悪い報せ。Nokiaは ― 予想通り ― 出荷台数、市場シェア共に前年同期より悪化した。出荷台数を30%減少させたNokiaのシェアはわずか15.7%となった。もちろん、MeeGoからWindows Phone 7への移行が大いに関係する。MeeGoの終焉とともに、顧客はNokiaのWindowsベースの新機種を待つよりも、真新しい機種を手にすることを選んだ。さらに悪いことに、その待ちは当分解消される気配がなく、米国はNokiaのWindowsベース機初期出荷対象国にさえ入っていない。

AppleとAndroidがNokiaとRIMのパイを食べていることは目新しいニュースとは言えないが、それでも実際の数字はいつも興味深い。comScoreの最新データによると、Androidは6月時点で40%のシェアを握っている。折りしも最大の成長を遂げている製造メーカー ― HTCとSamsung ― はほぼ全面的にAndroidを採用している。Androidがこの速さで成長を続ければ、SamsungとHTCがそれに倣うことは間違いない。

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(翻訳:Nob Takahashi)