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3ペイン方式を採用したGmail。細かな問題はあれど今後に期待

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Screen Shot 2011-08-05 at 1.24.30 PM既にご存知の方も多いとは思うが、Gmailで3ペイン表示がサポートされるようになった。下のスクリーンショットにも掲載している通りだ。メールを一覧表示しながら、メールの内容も読めるようになったわけだ。

もちろん、3ペイン表示という方式は新しいものではない。Outlookなどのメールクライアントではずっと以前から採用していたものだ。iPadのメールクライアントも登場以来プレビューペインを採用している。またGmailも昨年からタブレット向けに同様のインタフェースを実装している。また、Android向けのネイティブアプリケーションでもGmailはプレビューペインを実現している。

このように、多くの人がプレビューペインの存在するメールクライアントを使ってきた。ウェブ版のGmailでの採用は非常に遅くなったが、慣れ親しんだ形式で使うことができるようになり、歓迎する人も多いだろう。

3ペインモードを御入するには、まず設定メニューから「Labs」を選ぶ。そしてその中にある「プレビュー パネル」(英語版ではPreview Pane)を有効にすれば良い。オンにすると右上の方に「ウィンドウ分割モードを切り替え」ボタンが表示されるようになる。そこから「分割なし」「水平分割」「垂直分割」を選べるようになっている。

この3ペイン機能を半日かけて試してみた。良い点も、そして悪い点もあるようだ。長い間待ち望んでいた機能であるので、やはり嬉しい気持ちはある。しかし左側のナビゲーション画面があり、そしてメッセージの一覧画面、さらにその右側にメッセージ本体が表示され、そしてその右に新しいPeople Widgetや広告が表示されるという外見になっている。これは少々混雑しすぎだと言えよう。右端のペインは表示場所などを再考する方が良いのではないかと思う。おそらくはGoogleも何らかの手を打ってくるものと思われる。

また、細かい問題もいくつかある。これはLabs版ということで当たり前のことだとは言える。個人的に一番問題だと感じているのは、メッセージの「チェック」を行ったときだ。キーボードショートカットで別メッセージに飛んでも、プレビューペインの表示が更新されないのだ(訳注:細かな問題は徐々に解決されつつあるようです)。また、3ペイン表示になって、左側のナビゲーションメニューが一層混雑の度合いを増してしまったのも問題だ。「チャット」欄がスペースを取り過ぎており、「ラベル」にアクセスするのにかなりスクロールしなければならなくなってしまった。もちろんこれは「チャット」の表示を最小にするように設定すれば対応もできる。

まだまだ対処すべき細かな問題は残っている。しかしなかなかすばらしい機能改善だと感じている。

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(翻訳:Maeda, H)