企業のクラウドITの総合管理(ユーザ、セキュリティ、…)を提供するOktaが$16.5Mを調達

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企業のクラウドアプリケーションの管理を助けるOktaが、$16.5M(1650万ドル)のシリーズB資金をGreylock Partners、Khosla Ventures、Andreessen Horowitz、FLOODGATEなどから調達した。これで同社の総資金は$28M(2800万ドル)になる。

Oktaは、クラウドアプリケーションマネージメントサービスである。企業はOktaのプラットホームを使って、自分たちのクラウドアプリケーションのユーザ、アプリケーションそのもの、およびデータを、クラウド上とファイヤウォールのこちら側の両方でコントロールできる。ファウンダのTodd McKinnonは、今日でもっとも成功しているクラウド企業Salesforceで、技術担当VPだった人。

McKinnonによれば、Oktaは企業が自社のITを管理するためのプラットホームを提供する。クラウドでは、それまでのセキュリティ技術や管理技術が使えない。だから企業がクラウドに移行するときは、ITのアドミンたちが、ユーザアクセスのセキュリティとコントロール、アプリケーションの採用とスケーリングの単純化、そして同時に、クラウド上のアプリケーションの最適化、といった複数の大きな難問に直面する。

SalesforceやGoogle Appsなどが提供しているクラウドアプリケーションを企業が利用するのは簡単だが、そこにはユーザのアイデンティティ(本人性)管理やディレクトリサービス、ユーザプロフィールの保存と言ったユーザ/セキュリティ管理が伴わないから、企業がそれらを自前で手配しなければならない。クラウドにおけるユーザ管理環境の自前での手配はしかし、実は企業にとって手に負えない難題だ。そこを、Oktaがサポートする。Oktaのサービスを利用すれば企業は、単一の中央的ディレクトリを維持しながら、それをすべてのクラウドアプリケーションに対してレプリケートできる。

同社の製品の一般公開は1月だったが、McKinnonによれば、最初は中小企業をターゲットとして考えていた。しかし最近では、大企業によるOktaの利用が増えている。Oktaの現在のユーザ企業は、Enterasys Networks、Pandora、T.D.Williamson、AMAG Pharmaceuticals、などなどだ。とくに最近は、Oktaのオンデマンドサービスの利用が増えていて、月間認証数が100万を超えている。

そしてMcKinnonの将来ビジョンは、企業のクラウド採用バリアをOktaのサービスが解消し、企業をより強くすることによる、クラウドIT管理サービスの大帝国の構築だ。

同社のシリーズAを仕切ったBen Horowitzが。、Oktaについてこう言う: Oktaの最初の製品は、クラウド上のアイデンティティ(本人性)問題の解決をねらっている。私はその問題が好きだ。なぜならそれは、クラウド上とオンプレミスでは全然違うからだ。そして、違うということは、新しい企業にとって良いことだ。彼は、この市場機会がとてつもなく大きい、と見ている。クラウドアイデンティティの市場はいずれクラウド管理の市場になるから、現在の市場規模100億〜200億ドルが、将来はものすごく大きなものになる、と彼は言っている。

今回の新たな資金は営業とマーケティング、および流通の拡大に充てられる。今回の投資の一環として、Khosla VentureのDavid Weidenが取締役会顧問となり、WorkdayのAneel BhusriがOktaの取締役会に加わる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))