TwitPicのファウンダーが作ったHeelloは、ただのTwitterクローン

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Twitterに2種類のリアルタイム・ストリーム追加―@USERNAMEとActivity

昨年8月に本誌は、Twitterの写真共有サイトTwitpicのファウンダー、Noah EverettHeelloというサイトを立ち上げたことを報じた。サイトは一般公開されていなかったが、1年後の今、ついにHeelloのベールが剥がれたようだ。

第一印象は、Twitterによく似ている。@「ユーザー名」の形式で登録し、TwitterとFacebookに繋げることができる。サイトでは、今何をしているかを「Ping」を使って伝えられる。これは140文字のアップデートで、ビデオや写真、自分の位置などを加えられる。

Heelloの明確な違いの一つは、ストリームの連続的な自動アップデートが可能なことで、新しい「ping」を見るためにクリックする必要がない。画像などのメディアはストリーム中に表示される。Twitterと同じように@リプライすることができる。pingをリツイートしたい時は「echo」する。さらにプライベートメッセージを、個人またはグループ宛に送ることもできる。

Heelloで不思議なのは、唯一オリジナルと言えるのが、連続ストリーム更新だけで、しかもそれが鬱陶しいことだ。そしてもちろん、Twitterを模倣しようとしている会社はHeelloが最初ではない(Yahoo MemeIdenticaEkkoはいずれもこの空間で戦っている)。

昨年本誌がEverettに、Heelloは何に焦点を絞っているのか聞いたところ、人々のコミュニケーションを改善し、企業に顧客サポートや人事のための社内ツールとシステムを提供することだと答えた。今のHeeloが、あの時描いた絵と違うのは明らかだ。

もちろんEverettは、最近TwitPicの競合サービスをスタートさせたTwitterの後を追っているだけなのかもしれない。TwiPicにとって、自らの領域へのTwitterの進出が全くの不意打ちであったことは衆知の事実だ。あの時Everettは、Twitterの行動に対して露骨な苛立ちを見せていた。つまり、今回の立ち上げにはいくらか復讐の意味があるのかもしれない。

もちろん、Twitterの行く手にちょっとしたライバルを送り込むことに何の問題もないが、驚きなのはHeelloにおよそ創造性がないことだ。

TwitPicのユーザーが、Everettとの関係を理由にHeelloを使いたいと思うことも、全く想像できない。

果たしてHeelloは、Twitterに対する負け犬の遠吠えにすぎないのだろうか。

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(翻訳:Nob Takahashi)