Googleは検索のアルゴリズムをどのように調整しているか–年に500回以上いじっているとか

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Googleは数々のオープンな製品やプロジェクトを世に送り出しているが、しかしそれでも、かんじんのGoogle Searchのアルゴリズムに関しては守秘的すぎる、という批判の声が絶えない。つまり、Googleの検索はブラックボックスだ。それに対しGoogleの理屈は、アルゴリズムの詳細が一般に公開されたら、(SEOなどによって)カモにされることもあり、検索結果に悪影響が及ぶ、というものだ。

というわけでGoogleの検索はミステリーだが、でもそういう意味では、今日(米国時間8/25)Googleのブログに投稿されたビデオは、とてもおもしろい。Googleはこの短いビデオの中で、技術者たちがアルゴリズムを少しずつ調整していることを、詳しく紹介している。そういう調整は、1年に500回以上行われているそうだ。

わずか4分のビデオだから、全部見た方がよいが、以下に実際の調整の行われかたを要約しておこう:

  • まずGoogleの技術者たちは、問題のある検索==調整を要する検索を同定する。
  • 次に、そのクェリの答を改良するために使えるシグナルを同定する(シグナルについて具体的な説明はなし)。
  • 結果をGoogle社員ではない専門作業員に評価してもらう。
  • 結果を少数のユーザに対しベータテストする。
  • アナリストに客観的なテストをしてもらう。
  • 最後に変更の要領を検索の品質管理チームに提示する。チームは、それを承認したり拒否したりする。

このビデオは、Googleが’Full Page Replacement’(全ページ置換)と呼ぶものについても説明している。それは、ユーザのクェリにミススペルがあると判断したとき、そのミススペルで検索をせずに、正しいスペルで検索をして、その結果を返すことだ。これをテストするためにGoogleは、ユーザが元の間違った綴りの検索結果をクリックする回数を数える。それが50回に1回程度なら、そのミススペル(とGoogleが判断したもの)は全ページ置換の対象とみなす。つまり、テスト合格だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))