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無線ビデオカメラを眼球にする「Eyeborg」(ビデオ有)

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ビデオ:これはiPhone 5ではない ・・・そうだったらいいのに

その人工眼球を作るプロジェクトから、ネット上で「Eyeborg」として知られているRob Spenceをご存じだろうか。かなり以前、記事にしたことがあり、インタビューも行ったが、その後プロジェクトは発展し、ベテランのテックブロガーでさえ、驚きで声も出せないレベルに達している。

Spenceは、技術者グループの協力を得て、内視鏡を改造し眼窩内ビデオカメラを作った。近くに磁石をかざすことでスイッチが入り、手持ちの液晶ビュワーに無線でビデオ信号が送られる。全く驚きとしか言えない。

このSky Newsのビデオをご覧あれ。ただし、少々生々しいのでご用心。もしあなたが、義眼を付けたり外したりするところを見るに耐えない人なら、これはあなたへの警告だ。

これが可能であるだけでも十分驚きだ。しかし、実際これは一般的な小型化技術の結果であり、バイオニクスではない。ワイヤレス発信機付き内視鏡カメラは、今やどこにでもある。難しいのは筺体やエルゴノミクスだ。未だに達成できていないのが、人工眼球を実際に視覚野と繋ぐ部分で、実現はまだ何年も先だ ― 少なくとも高解像度のものは。既存の皮質微小電極アレイでは必要な解像度に足りないため、ぼやけた画像しか生成できない。

このニュースは、新作ゲームDeus ExGameStopの悪名で知られる)のメディア戦略の一環であり、このゲームにはサイバネティクスや補綴学(ほてつがく)が深く関わっている。彼らは補綴学とその分野の研究に関する短編ドキュメントも制作しており、一見の価値ありだ。これは、非常に興味深い分野で、特にすばらしいのは人々の生活を真に改善するものを作っている点だ。人工眼球はまだ遠い先の話だが、Spenceとそのチームのような情熱と献身さえあれば、たとえどんなに「最終」製品が遠くても、イノベーションを進めてくれるだろう。

詳しくは、Eyeborgプロジェクトのウェブで。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi)