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iPhoneの噂、いっそう過熱―同一ケースで2種類が用意されている?

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今週の「次世代iPhoneの噂」をまとめてみた。誰もが「本物だ」と主張するものの、どれがFoxconnの製造ラインから失敬されたものやら見当がつかない。しかし全体として眺めると、Appleがスマートフォン市場戦略を大きく変えようとしている兆候が見える。

Appleは次世代iPhoneを9月から11月の間に発表するものと考えられている。現在、2種類の噂が流れており、一つはAppleはN94というコードネームの低価格版のiPhone(おそらくはiPhone4S)に関するもの、もう一つハイエンドのiPhone 5(N97)に関するものだ。

先週は「これぞ新型iPhoneのパーツ!」というリークがウェブを飛び交った。そのほとんどは現在のiPhone 4とほぼ同様のサイズで、物理的ホームボタンの場所も同じだった。今朝(米国時間8/29)、MacpostEngadget はどちらも同一のリーク写真を掲載した。大方の意見ではこれは低価格版のiPhone 4Sだろうという。この部品にはN95という番号とEVT1(エンジニアリング実証テスト)03-March-2011という刻印が見えているる。

その他のリークにはubreakifix.comが掲載した修理部品とされるものもあって、近く発表される新型iPhoneの少なくとも一つのモデルは現行iPhone 4ときわめてよく似ているという推測を裏付ける。さらにReutersは先週、 「Appleは8GB iPhone 4を準備している」と書いた。このシャーシーはiPhone 4S用だと主張されているが、アンテナ部分の細部が異なるのと、ホームボタンの切りかきが見当たらないことを除いて現行iPhone 4のものとほとんど同一だ。

これまでのところ、Cloud iPhoneの噂も含めて、Appleが次世代iPhoneでターゲットにしているのは低価格市場だというのが一致した見方だ。しかし私にどうも腑に落ちない。Appleはこれまで新シリーズ投入に関して2年サイクルを固く守ってきた。それによれば今年6月に大幅なバージョンアップがあるはずだったが、何事もなく過ぎてしまった。

ところが今朝、業界情報ブログ、DigiTimesが液晶パネルを製造している上流の部品メーカーからの情報として、上述の噂とは逆に、iPhone 5は4インチ以下、現在のiPhone 4の強化ガラスの代わりに裏面を金属で補強した液晶を使用すると伝え、同時にiPhone 4Sの部品とされるものも公開した。この情報源は「シングル・コアのA4チップを含め、内部の部品には大きな変更はない」と述べたという。Appleが異なる顧客層をターゲットにわずかばかり化粧直した製品を発表するのはこれまでに例がないわけではない。しかし、2機種のiPhoneを同時に発売するのは今までにやったことがない。iPhone 4SとiPhone 5が本当に同時に発売されるなら、「バカみたいに簡単にしろ!」というAppleの長年のモットーが破られることになる。低価格レンジのBlackBerryとAndroidへの宣戦布告が目的なのだろうか?

もちろん、これは現在のところすべて推測ゲームに過ぎない。ティム・クックかジョナサン・アイブか、誰にせよAppleの代表がステージに立って次世代のiPhoneを取り出すまで本当のところは不明だ。しかし噂はすごい勢いでウェブに広まっている。またもAppleは〔社員がテスト機をバーに置き忘れた〕iPhone 4のときのような〔情報管理の〕失敗に直面するのだろうか?

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(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+