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ゲイポンは、ゲイのためのグルーポン

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レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー(LBGT)および関連コミュニティー向けケータリングの日替りクーポンサイトがスタートした。その名はGaypon。このサービスは、登録メンバーに対して、地域企業の日替りクーポンサービスを提供する ― ただし、ゲイに優しい店に限る。

また、Gayponによると、収益の一部は地元および全米のLGBT団体と慈善団体に寄付される。

一見すると、昨今の日替りクーポンブームに便乗したサイトだと思うだろう。しかし、実際このサイトはグルーポンモデルに新しいしくみを導入しようとしている。大義のためのクーポンだ。Gayponは、そのあらゆる商行為において差別をしないという意思を表明している地域企業に対して、新規顧客を紹介することで報いる支援活動の基盤を作ろうという、健全な試みである。

企業がGayponマーチャントになるためには、背景調査のようなことが行われ、顧客や従業員からの差別に関する苦情や雇用における問題がないかを調べられる。Gayponによると、米国の職場におけるゲイ、レズビアン、バイセクシュアル、トランスジェンダーに対する平等性を評価するための、人権調査キャンペーンによる企業平等指数など、さまざまなツールも使用しているという。

Gayponは、収益の一部を慈善団体や、若者の性的少数者を危機や自殺から救うことに重点的に取り組んでいるThe Trevor Project、米国に拠点をおく最大の性的少数者コミュニティーの一つであるAffirmationsといった、同性愛コミュニティーを支援する団体に寄付する計画だ。ただし、寄付金の割合は明らかにされていない。

同サイトでは、ユーザーの個人データの秘密が守られることも約束している。情報は店舗に提出、売却されることはなく(配送が必要な場合を除く)、クレジットカードの明細には「クーポン購入」とだけ表示される。最後の点だけを見ても、この国が他人を受け入れ許容する社会にまだ遠いことの証明だろう。そもそも、ゲイに優しい会社を支援していることをどうして隠す必要があるのだろうか。

なお、GayponはLGBTや関連コミュニティ専用ではない ― 差別廃死に取り組む地域企業を支援したい人すべてが対象だ。

Gayponは、元Clear Channel RadioのRobert GrahamおよびJason Busztaによって設立された。本拠地はミシガン州West Bloomfieldで、現在クーポンの大半がこの地域のものだ。今後は、ニューヨーク市、アトランタ、サンフランシスコ、シカゴ、サンディエゴ、フェニックスでもクーポンを提供するとGrahamは言っている。Gayponの設立資金は、匿名を希望する複数の個人からの寄付による。

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(翻訳:Nob Takahashi)