mixi版Facebook Pagesとなるmixiページが登場。誰もがソーシャル化したサイトを構築できるように

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mixiは本日彼らの新しいプラットフォームとなるmixiページを発表した。これはFacebook Pagesの対抗となるもので、以前からこの構想は代表取締役副社長の原田明典氏が語っていたが、いよいよ彼の口からその全容が発表された。このサービスは今日から利用できる。また、すでにパートナーとなる100を超える企業や団体や200を超える芸能人がそのオープンを準備していて、一部は本日より公開されるのだという。

mixiがプラットフォームとして外部の開発者にその仕組を利用してもらうようになったのはもう2年も前のことである。2009年に提供を開始した第一弾のmixiアプリのプラットフォームは、ソーシャルアプリの日本でのさきがけとして大きな役割を果たしたが、第二弾のmixi Connectの導入については、mixiチェックなどの新しい情報のフィード方法も含めて登場したが、その利用は伸び悩んでいたようにも思う。

今回の第三段となるmixiページはAPIなどを使って開発することなしに、ソーシャル化されたサイトを作れるというものである。このmixiページには外部の開発者がmixiアプリのように専用のアプリケーションを開発して提供できるようにもなる。たとえば、ショッピングカートであったりイベントカレンダー、店舗来店予約、占い・診断などのアプリを外部開発者が提供することで、mixiページのオーナーはこれらのアプリを利用してノンコーディングでソーシャル化されたページを作成できるようになるというわけだ。このあたりはFacebook Pagesと同様の方法をとっている。

ただ、Facebook Pagesと大きく異なるは、その設計思想だ。僕が記者発表後に原田氏と話していてわかったのは、Facebook Pagesと違ってmixiページの開設はmixiの個人アカウントとは連動しないといことだ。mixiページはログインIDは同じであっても、個人のアカウントにはひもづけられないという。そもそも記者発表時点でも、いままでのmixiユーザーの世界とは異なるものとしてmixiページは位置づけて発表されている。

それから、原田氏が語るもっとも大きな違いは、Facebook Pagesの場合、Pagesがフィードする情報もユーザーがフィードする情報もすべて同じフィードとして提供されるが、mixiページではフィードされる情報はそれ専用のフィードとして表示されるため、ユーザーにはほかのフィードの中に埋没しないため目にとまりやすいことだという。

もちろん、mixiページ内にmixiユーザーが投稿をすることもできる。その場合、その投稿はそのユーザーの友人にはmixiチェックでフィードされるが、あくまでもmixiページ本体のフィードは独立したフィードが保たれるということだ。これによって、mixiページオーナーは効果的な情報の発信ができるという。

ほかにも、mixiページのデザインをユーザーがカスタマイズできるとこなども特徴してあげている。PCやスマートフォンだけでなくフィーチャーフォン向けのページも用意されている。mixiページオーナー向けのページ誘導のアドプログラムのようなものを用意されているようだ。

これまでmixi内でやりとりされるユーザー間の情報はクローズドとなっていたが、これによって初めてmixiとして誰もが閲覧できるサイトを用意することになる。原田氏の言葉を借りればはじめてグーグルのような検索エンジンにクロールされるということだ。

アーリーアダプターを中心にFacebookの利用が急増し、イノベーターたちはGoogle+を利用しはじめているが、mixiのユーザー数はいまだソーシャルネットワークサービスとしても規模は大きく、2,471万人会員で月間のアクティブユーザー数は1,535万人(2011年7月現在)。この規模感から考えれば、少なくともいままでソーシャル化したサイトの構築をためらっていた中小の商業利用者にとってmixiページは利用する価値はあるだろう。

なお、この発表にあわせてmixiのロゴを刷新したことも発表された。