Windows Phoneが2015年にiOSから二位の座を奪う–Gartner/IDCの調査結果

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その歴史から見るかぎり、今後Windows Phoneがロケットのように離陸するとは誰も思わない。でも、本当は、派手に離陸するらしい。GartnerとIDCの調査によると、Mangoは2015年に20%のマーケットシェアを握っているかもしれない。HTCのような一部の熱心なハードウェアパートナーがいることと、MS自身のマーケティング努力の結果だ。

これまでは、Windows Phoneの人気はよろしくない。ある意味それも当然で、Windows OSにあるような強力な機能の実装が、ライバルのプラットホームに比べて大きく遅れているからだ。キャリアたちも、ストアでWP7を冷遇しているように見える。そんな傾向が、Microsoftにとって嬉しいはずがない

Windows Phoneのマーケティングの長であるAchim Bergが昨日(米国時間9/1)言ったところによると、IDCとGartnerの20%というシェア予測は、実はかなり控えめである(えっ!正気?)。彼は、このプラットホームがもっと大きな成功を収める、と予想している。そして成功への道はヨーロッパに始まる…HTC RadarとTitanが10月1日にロンチするのだ。Microsoftは”数百名の営業を雇用して”、このフレッシュに生まれ変わったプラットホームのデモンステレーションにあたらせ、女性や若者がその20%のシェアの多くを占めることを、期待している。

小学校の算数ができる人はお分かりと思うが、マーケットシェアというものは無限にはない。Windows Phoneが今の4.3%のシェアから20%を手中にするためには、ほかのプラットホームのシェアがそれだけ減る、または伸びが鈍る、ということだ。万人周知の減る方はさておき、伸びが鈍るのは、GartnerによればAppleのiOSだ。それは、2010年の16%から2015年にはわずか17%にしか伸びない。一方Androidは今の高成長を維持し、シェアは2010年の23%が2015年にはなんと49%に達する。以上が、Bloombergが報じるGartner/IDCによる調査の全容だ。

消費者にWindows Phoneを選ばせる要素は、何だろう? HPがwebOS製品から撤退したことによって、優秀なデベロッパの一部がWPアプリを手がけるかもしれない。でもそれは、iPhoneを今日たらしめているApp Storeの40万あまりのアプリに追いつくための、近道にはならない。

このほか、ハードウェアも重要だ。Microsoftは、HTC、Nokia、さらにAcer、Fujitsu、ZTEといったビッグネームがサポートする。複数の主要ハードウェアベンダの取り込み作戦は、Androidで非常にうまくいった。Mangoも、その約束されている性能と機能から見ると、同じことができてもおかしくない。対して、iOSはたった一つの機種にしかない。すごい人気機種ではあるが、いかんせん、一社一機種だ。この状態は今後に対して、大きな不利と言わざるをえない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))