Google、レストランガイドの名門Zagatを買収―ローカル・レビュー機能にテコ入れ

次の記事

Appleの対Samsung訴訟, 今度は日本に転移

zagatproducts_printedGuides

Googleはミシュランなどと並んで世界的に有名なレストラインガイド、Zagatを買収した。Zagatでは「ザガットサーベイ」という世界中のレストランを紹介、評価するガイドブック(オンラインではなく小型の書籍)がいちばんよく知られている。買収の条件は明かされていない。

Zagatは1979年に創立され、同社によれば、35万人のユーザーからの評価とレビューを得ているという。最近、Zagatはオンライン分野に進出し、主要なスマートフォン向けアプリの提供も始めている。当初、Zagatのオンライン・コンテンツの大半が有料だったが、この2月にサイトをリニューアルし、無料コンテンツの割合を大幅に増やした。

2008年にZagatは自身を売りに出したと報じられた。このときの言い値は$200M(2億ドル)前後だったとされるが、その後売却の申し出は取り下げられた(少なくとも今日までは、だが)。

この買収は、ローカル機能を拡充しようとするGoogleの戦略的な動きの一環だ。現在ローカル部門は長年にわたってGoogleのもっとも目立つ顔を務めてきた副社長、Marissa Mayerが指揮している。(Mayerはローカル部門を担当する以前、10年間にわたって検索部門を担当してきた)。

Googleは2009年後半にYelpを買収しようと試みたが、話し合いはうまくいかなかった。Yelpは$500(5億ドル)の提案を蹴ったとされる。それ以後、GoogleとYelpの関係は緊張したものになっている。これはGoogleがYelpのローカル・ビジネスのデータを 盛大にGoogle Placesページで利用したことによるもので、 最近数ヶ月はGoogleもこの手法を手控えるようになった。いずれにせよ、Googleはユーザー・レビューの数をHotpotの機能やストレートな買収を通じて大幅に増やそうと試みており、それが今日のZagat買収につながったものだろう。

Googleのブログ記事はこちら

[原文へ]

(翻訳:滑川海彦 @namekawa01 Google+